711系が形式消滅、全国で国鉄型電車退く
2015年3月13日(金)、北海道で運行している国鉄型の711系交流近郊型電車が営業運転を終了した。
711系は1967年に製造され、1968年8月に営業運転を開始。小樽~滝川間の交流電化開業にあわせて、北海道内初の電車、国内初の交流型電車として導入された。外観を全面的に赤色に変更してからは、「赤電」、「赤電車」の愛称が定着。あわせて114両が製造されたが、老朽化を理由に引退、廃車となった。733系などへの置き換えが進められ、711系は3月13日に営業運転を終了。同形式は消滅することになった。
国鉄型電車の引退は、711系のほか、九州で活躍した交直流特急型電車485系が10月18日(日)に、中央本線などで活躍した115系C1編成(横須賀色)が11月22日(日)にそれぞれ営業運転を終了。近畿エリアでは、直流特急型電車381系を使った紀勢本線方面の特急「くろしお」、北近畿地区向けの特急「こうのとり」・「きのさき」・「はしだて」の各列車が10月30日(金)に定期運用を終了し、その後の臨時運行を経て引退した。
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