上野東京ラインが開業、直通列車豊富に
2015年3月14日(土)、宇都宮線、高崎線、常磐線の列車と東海道本線の列車が直通運転する「上野東京ライン」が開業した。
上野東京ラインは、新設された上野~東京間(約3.8キロ)の複線区間「東北縦貫線」を経由するルート。同ルートの開業により、宇都宮線と高崎線では、約7割の列車が東海道線との直通運転となった。常磐線は特急「ひたち」、「ときわ」が一部時間帯をのぞいて品川駅発着となり、東京駅に乗り入れるようになったほか、普通列車も約6割が品川駅の発着となった。
東北縦貫線の計画が発表されたのは、「湘南新宿ライン」の運行が開始した翌年の2002年。上野~御徒町間など通勤時間帯の混雑を緩和するために計画された。当初の開業目標は2009年度中だったが、着工の遅れや東日本大震災などの影響で工期が延びていた。
上野東京ラインの開業後、大宮駅や常磐線沿線から東海道線へ直通する臨時特急列車も運転されている。
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