北陸新幹線金沢開業、長野~金沢間三セク化
2015年3月14日(土)、北陸新幹線の長野~金沢間(約228キロ)が開業した。
北陸新幹線は、1997年に東京~長野間で「長野新幹線」の通称で部分開業しており、2015年に金沢まで延伸開業した。運行列車は、速達タイプの「かがやき」、停車タイプの「はくたか」、シャトルタイプの「つるぎ」、東京~長野間のみ走行する「あさま」の4種類が設定された。「かがやき」は東京~金沢間を最短2時間28分で運転。車両は、E7系のほか、JR西日本所属のW7系が金沢開業にあわせて投入された。
3月14日の北陸新幹線金沢開業に伴い、北陸・信越エリアの在来線特急列車が再編された。新潟~金沢間の「北越」、越後湯沢~金沢間などの「はくたか」が廃止となった一方、新たな特急列車として、新潟~上越妙高・新井間の「しらゆき」、金沢~和倉温泉間の「能登かがり火」、金沢~福井間の「ダイナスター」が新設された。
在来線の長野~金沢間は、北陸新幹線の同区間の開業により、JR東日本やJR西日本から経営分離され、各県の区間ごとに第三セクター会社が運営を開始。3月14日より、新潟県では「えちごトキめき鉄道」、富山県では「あいの風とやま鉄道」、石川県では「IRいしかわ鉄道」が各県区間の運営を始めた。長野県区間にあたる信越本線の長野~妙高高原間は、しなの鉄道が引き継いだ。
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