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23区内のSLスポット~夏休みの自由研究テーマにいかが?

2019年7月31日(水) 鉄道コムスタッフ 冨田行一

上野恩賜公園

台東区の上野恩賜公園内、国立科学博物館の前にD51形231号機があります。D51形は1936年より製造が始まり、この231号機は1939年7月、国鉄長野工場で造られました。東海道本線、山陰本線などで活躍した後、北海道の追分機関区に転属。1975年12月に休車扱いとなり、引退しました。走行距離は、約216万キロです。

国立科学博物館前にある「D51-231」
国立科学博物館前にある「D51-231」
SLの車体は居心地がいいようで、撮影時にはネコがひと眠りしていました
SLの車体は居心地がいいようで、撮影時にはネコがひと眠りしていました

所在地:台東区上野公園7-20

SL広場(新橋駅西口)

新橋駅前のSL広場には、C11形292号機が置かれ、待ち合わせなどの定番スポットになっています。製造年月は、1945年2月。日本車輌製造で造られました。姫路機関区に所属し、中国地方エリアを中心に活躍し、108万3975キロを走行。1972年8月に廃車された後、同年10月14日、日本における鉄道開業100年の記念日に、港区が当地に設置しました。

広場でイベントなどがある日を除き、「汽笛一声」として12時、15時、18時の3回、汽笛が鳴ります。

SL広場の「C11-292」
SL広場の「C11-292」
SL後方のある大型ディスプレイの映像を組み合わせると、ちょっとした演出も可能です(花火を背景にした例)
SL後方のある大型ディスプレイの映像を組み合わせると、ちょっとした演出も可能です(花火を背景にした例)

所在地:港区新橋2-7

世田谷公園

世田谷区の世田谷公園には、D51形272号機が交通広場の一角にあります。製造年月は、1939年8月。川崎車輛で造られ、九州、広島エリアで活躍しました。最後の所属は厚狭機関区。1972年9月に廃車されるまでの走行距離は、245万7995キロでした。

世田谷公園の「D51-272」
世田谷公園の「D51-272」
傍らにはホームがあり、停車中のSLといった趣が感じられます
傍らにはホームがあり、停車中のSLといった趣が感じられます

同機には、車掌車「ヨ14740」が連結されています。また、同園では、ミニSL「ちびくろ号」が走るエリアもあります。

所在地:世田谷区池尻1-5-27

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