阪急電鉄は21日、京都線に導入する座席指定サービスの名称を「PRiVACE」(プライベース)に決定したと発表した。
![「PRiVACE」車両(イメージ)](https://images.tetsudo.com/news/20231121/site-655c41e31d927-1-a-002.jpg)
PRiVACEは、京都線の「特急」「通勤特急」「準特急」で提供する、同社初の座席指定サービス。近年高まっている、プライベート空間の確保や着席需要のニーズに応えるサービスとなる。サービスのコンセプトは「日常の“移動時間”を、プライベートな空間で過ごす“自分時間”へ」。名称は「PRIVATE」(プライベート)と「PLACE」(場所)を掛け合わせ、「自分時間」が過ごせるプライベート感を表現した。
![「PRiVACE」車両の客室内(イメージ)](https://images.tetsudo.com/news/20231121/site-655c41e31d927-2-a-005.jpg)
対象車両は、新型車両の2300系と、既存の9300系の一部編成。いずれも、大阪方から4両目に設定する。利用には、運賃に加え、座席指定料金が必要。座席は専用ウェブサイトで予約できる。
![2300系の「PRiVACE」車両(イメージ)](https://images.tetsudo.com/news/20231121/site-655c41e31d927-3-a-006.jpg)
PRiVACEは、2024年夏にサービス提供を開始。導入当初は1時間あたり2~3本、2025年ごろには1時間あたり4~6本を運行するとしている。