鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

JR東、2023年に北東北3県の在来線へSuicaを導入

2021年4月6日(火)14時47分

JR東日本は6日、青森県、岩手県、秋田県の各エリアにて、Suica導入エリアを拡大すると発表した。

対象となるのは、青森エリアが、奥羽本線の弘前~青森間各駅。盛岡エリアが、東北本線の北上~盛岡間各駅、田沢湖線の盛岡~雫石間の各駅、釜石線の花巻~新花巻間の各駅。秋田エリアが、奥羽本線の和田~秋田~追分間の各駅、男鹿線の追分~男鹿間の各駅、羽越本線の新屋~秋田間の各駅。いずれの駅でも、チャージ残高による乗車のほか、Suica定期券が利用できる。

サービス導入予定エリア
サービス導入予定エリア

同社は、今回導入する3エリアにて、新たな改札システムを使用するとしている。従来の改札システムは、各改札機にて運賃を計算していた。新システムにおいては、自動改札機が持っていたSuicaの主要機能を、センターサーバーへ集約し、クラウド化。自動改札機ではなく、サーバーで運賃を計算する。同社はクラウド化の理由について、将来的なさらなるSuicaエリア拡大や、モバイルSuicaなどのスマートフォンによる多様なサービス提供の実現を目指すためとしている。

新たな改札システムのイメージ
新たな改札システムのイメージ

サービス開始時期は、2023年春以降。なお、新たに導入する3エリア間や、首都圏、仙台、新潟の各エリアをまたがっての利用はできない。JR東日本では、サービス開始日やSuica発売駅などの詳細については、決まり次第知らせるとしている。

2021年4月6日(火)14時47分更新
バナー

鉄道未来インデックス

鉄道コムおすすめ情報

画像

北陸新幹線いよいよ敦賀開業

3月16日のダイヤ改正で、北陸新幹線の金沢~敦賀間が開業。その他の各線でも動きが。

画像

「上沼垂色」復活

E653系4両編成1本が「上沼垂色」に。4月21日以降、「いなほ」「しらゆき」で運転。

画像

「対面乗換」でない理由は?

3月16日に開業する、北陸新幹線の敦賀駅。なぜ「対面乗換方式」が採用されなかったのでしょうか。検討時の配線図もご紹介。

画像

「きらめき」かつては北陸にも

今は九州を走る特急「きらめき」ですが、かつては北陸地方を走る列車の名前でした。

画像

新幹線をアグレッシブに撮る!!

速いスピードで駆け抜ける新幹線。撮影のコツを、鉄道カメラマンの助川さんが解説します。

画像

3月の鉄道イベント一覧

ダイヤ改正の3月到来。鉄道旅行や撮影の計画は、鉄道コムのイベント情報で。