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春のJRダイヤ改正概要発表、各社とも列車を削減傾向

2020年12月18日(金)17時0分

特急「踊り子」「湘南」に使用するE257系
特急「踊り子」「湘南」に使用するE257系

JRグループなどは13日、2021年春のダイヤ改正の概要を発表した。

新幹線では、JR東日本が、東北・上越新幹線の上野~大宮間で、最高速度を時速110キロから130キロに向上。同区間での所要時間を最大1分短縮する。JR東海・JR西日本では、東海道・山陽新幹線の一部「のぞみ」を速達化。定期「のぞみ」の半数を、東京~新大阪間2時間27分で運転する。JR九州では、博多~熊本間の「さくら」2本「つばめ」13本の運転を取り止める。

在来線特急では、JR東日本が伊豆方面の特急「踊り子」の車両をE257系に統一。東海道線のライナー列車「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」に代わる列車として、E257系による特急「湘南」を新設する。「踊り子」と「湘南」では、同社の「新たな着席サービス」を導入する。「成田エクスプレス」は、高尾駅発着の列車を八王子駅発着に変更する。JR北海道では、「大雪」全列車と「北斗」「カムイ」「サロベツ」の一部列車を、繁忙期のみ運転の列車に変更。「北斗」「おおぞら」では、列車編成を短縮する。JR西日本では、「らくラクはりま」「はるか」「こうのとり」「くろしお」などで停車駅を追加。「e5489 チケットレスサービス」の拡充にあわせ、「はまかぜ」「びわこエクスプレス」は全車指定席で運転する。「サンダーバード」「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はるか」の一部列車は、繁忙期運転の臨時列車に変更。七尾線の特急「能登かがり火」は、全列車を3両編成での運転とする。JR四国では、「南風」「しまんと」を2700系での運転に統一。「あしずり」でも、2700系を追加投入する。JR九州では、「有明」の運転を取り止めるほか、「きらめき」「かいおう」「きりしま」などの運転本数を削減する。「ソニック」「かもめ」「にちりん」「ハウステンボス」では、一部を臨時列車に変更。日南線の「海幸山幸」は、繁忙期に運転本数を1往復から2往復に増発する。

在来線の普通列車では、首都圏、近畿圏、広島都市圏、福岡・大分・熊本・鹿児島都市圏で、深夜時間帯を中心にダイヤを変更。最終列車の運転時刻を繰り上げる。JR北海道では、札幌圏で列車本数を削減。JR東日本では、宇都宮線、高崎線、東海道線の通勤快速を、快速「ラビット」「アーバン」「アクティー」に変更。東海道線の「アクティー」は、平日夜間のみの運転とする。常磐線各駅停車は我孫子~取手間で土休日の運転を終日取り止めるほか、仙台エリアでは輸送障害発生時の影響を抑えるため、拠点駅で折り返すダイヤとする。新潟エリアでは、「らくらくトレイン村上」の運転を取り止める。JR西日本では、山陰本線園部~居組間、播但線寺前~和田山間、舞鶴線綾部~東舞鶴間では、快速列車を全て普通列車に変更する。山陽本線の「サンライナー」は、土休日の運転本数を上下計3本に削減する。JR四国では、土讃線、徳島線でパターンダイヤを導入する。JR九州では、「有明」の代替で大牟田~鳥栖間に、「きらめき」廃止列車の代替で小倉~博多間に、それぞれ快速列車を増発。福北ゆたか線では日中の運転本数を削減するほか、快速列車の停車駅を博多~篠栗間では各駅停車に変更する。

在来線普通列車では、新型車両の投入も進める。JR北海道では、H100形を室蘭線、宗谷本線、石北本線に新たに投入する。JR東日本では、内房線、外房線、成田・鹿島線に新型車両E131系を投入。木更津~安房鴨川~上総一ノ宮間で同形式による直通運転を開始する。男鹿線では全列車をEV-E801系「ACCUM」に統一。奥羽本線や津軽線では、一部列車をGV-E400系に変更する。水戸線では、全列車でE531系によるワンマン運転を開始する。JR西日本では、七尾線の全普通列車を521系の運転に統一する。

路線では、奥羽本線秋田~土崎間に、新駅「泉外旭川(いずみそとあさひかわ)」駅を開業。一方、JR北海道では宗谷本線などで計18駅を廃止する。

また、ダイヤ改正後の3月27日には、2019年10月の台風19号により運転を見合わせていた、水郡線袋田~常陸大子間の運転を再開。同線は完全復旧となる。

新ダイヤの施行日は、2021年3月13日(土)。同日、小田急電鉄などでも、ダイヤ改正を実施する。

2020年12月18日(金)17時0分更新

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