鉄道コム

日本で最も速い列車は? 新幹線と在来線の表定速度 2021年版ランキング

2021年6月12日(土) 鉄道コムスタッフ

鉄道大国、日本。国鉄時代には全国くまなく鉄路が張り巡らされ、旅客輸送では鉄道がほとんどの輸送を担い、貨物でも水運と需要を二分していました。

そんな日本では、以前より鉄道の技術性能向上に注力してきました。特に速度向上に関しては戦前より試みられており、1930年に運転を開始した超特急「燕」では、それ以前の列車よりも東京~神戸間の所要時間を約2時間短縮しています。また、1964年に開業した新幹線では、世界で初めて時速200キロ超での営業運転を実現。さらに1997年には世界最速タイの時速300キロに到達しています。

戦前からスピード向上に積極的だった日本。現在でも新幹線や在来線で、さまざまな高速列車が運転されています。そんな日本における、2021年の速度ランキングをご紹介します。

新幹線で最速なのはあの列車

列車の速さの指標として、誰もが一目見てわかるものといえば、列車の最高運転速度です。日本において営業最高速度が最も速いのは新幹線。その中でも、東北・秋田新幹線の「はやぶさ」「こまち」が、日本一である時速320キロで運転されています。

1964年の東海道新幹線開業で、鉄道が時速200キロを超えて走る時代の幕を開けた日本。後にフランスやドイツなども高速鉄道の開発に着手して日本のスピードを追い越し、現在は営業最高速度世界一の座を中国に譲っています。それでも、「はやぶさ」「こまち」の時速320キロは、フランスの「TGV」やドイツの「ICE」、イギリスの「ユーロスター」と並び、世界2位の記録となっています。

国内最速、時速320キロで走る「はやぶさ」
国内最速、時速320キロで走る「はやぶさ」

なお、「はやぶさ」「こまち」が時速320キロで走ることができるのは、東北新幹線の宇都宮~盛岡間のみとなります。残る東京~宇都宮間、盛岡~新青森~新函館北斗間は、騒音対策や区間最高速度の制限によって、いずれも速度が抑えられています。

ちなみに、非営業列車の記録では、2015年4月21日にJR東海の山梨リニア実験線でL0系が達成した時速603キロが、国内・世界ともに最速です。試験における速度記録は、そのまま営業列車でも可能ということではありませんが、それでも超電導リニアの実用化路線となるリニア中央新幹線では、時速500キロ程度で営業運転する予定。中央新幹線の開業後は、浮上式の路線ではありますが、こちらが国内最速の鉄道となります。

時速500キロ超での運転が可能な超電導リニア。建設中のリニア中央新幹線に技術が活かされます
時速500キロ超での運転が可能な超電導リニア。建設中のリニア中央新幹線に技術が活かされます

また、鉄輪式の記録に限ると、非営業列車での世界最高速度記録は、フランスのTGVが達成した時速574.8キロというもの。日本国内の記録では、JR東海の955形「300X」が達成した、時速443キロが最高となっています。

アンケート

このリポート記事について、よろしければ、あなたの評価を5段階でお聞かせください。

鉄道コムお知らせ

画像

鉄道コムカメラアワード投票

鉄道の撮影に適しているベストカメラを、鉄道コムご利用の皆さんの投票で決定します

鉄道コムおすすめ情報

画像

往年の名機撮影会

品川駅構内車両基地での機関車など撮影会。EF65-501やEF66-27などが登場予定。

画像

京急の「パタパタ」引退へ

京急川崎駅の「パタパタ」発車標が、2月中旬に引退へ。記念乗車券発売や見学ツアー開催も。

画像

京急の「パタパタ」引退へ

京急川崎駅の「パタパタ」発車標が、2月中旬に引退へ。記念乗車券発売や見学ツアー開催も。

画像

蓄電池電車のしくみ

非電化路線でも走れる電車、蓄電池電車。その仕組みを解説します。

画像

イメージチックな流し撮り

イメージチックな3種類の「流し撮り」をご紹介。助川康文さんの「鉄道写真なんでもゼミ」。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2022年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月のプラン立案には、イベント情報ページをどうぞ。

チェックイン

鉄道コムで過去にニックネームを登録したことがある場合は、そのニックネームでチェックインしてください(パスワードを設定している場合に限ります)。ヘルプ

  • ニックネーム:
  • パスワード: