鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

JR四国 特急定期の長距離を大幅値下げ

2011年1月21日(金)14時23分

JR四国は19日、特急用定期券「快てーき」の61キロ以上の特急料金を均一料金にすることを発表した。長距離区間では大幅な値下げとなる。

「快てーき」は、200キロまでの各利用区間で、特急列車の普通車自由席に乗車できるJR四国の特急用定期券。通常の定期運賃とは別に、特急料金分が加算して発売される。

新しい料金の対象になるのは、特急の利用区間がJR四国線内で完結し、3月12日以降に購入するもの。これまで61キロ以上は、150キロまで10キロ単位で料金が異なっていたが、今後61キロ以上の特急料金は何キロでも均一となる。61キロ以上の新しい上限料金は、1か月用が2万2630円、3か月用が6万7890円、6か月用が13万5780円。現在の1か月用の上限料金は150キロ以上で6万3000円となっており、最大で約64パーセントの値下げとなる。

今年4月からは高速道路で平日に上限2000円となる割り引きが加わる予定のため、JR四国では長距離区間の特急定期料金を値下げし、鉄道利用者の流出を食い止めたい考え。

2011年1月21日(金)14時43分更新

鉄道未来インデックス

  • 阪急2000系・2300系導入[2024年夏]
  • 駒沢大学駅リニューアル工事竣工[2024年夏]
  • 相鉄ゆめが丘駅リニューアル工事完成[2024年夏ごろ]
  • 津山駅リニューアル工事完了[2024年夏ごろ]
  • 京成 関東鉄道100パーセント子会社化[2024年9月1日(日)]
  • 大阪駅西側新改札口全面開業[2024年夏]

鉄道コムおすすめ情報

画像

東上線に新型車両導入へ

9000系の置き換えに向け、車両の設計を開始。2024年度の東武鉄道鉄道事業設備投資計画で発表。

画像

めでたいでんしゃの「祖先」

7月13日に南海の観光列車「はじまりの『めでたいでんしゃ』」がデビューへ。2000系を改造。

画像

特別仕様車イベント走行

銀座線1000系特別仕様車で実施。車内照明の色味変更や「予備灯」点灯でレトロ感を演出。

画像

西武「2色塗り」復刻

2000系1本を対象に、1961年まで使用のデザインでラッピング。ただし先頭部のみ。

画像

あえて「車両が無い」鉄道写真

鉄道写真は、車両が写っている写真だけではありません。列車以外の鉄道写真の撮り方を、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

5月の鉄道イベント一覧

新緑がまぶしい季節となりました。5月のプラン立てには、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。