JR九州は、10月から運行している特急「海幸山幸」号の指定席数を、12月5日から現行の2倍に増やす。
海幸山幸号は2両編成で、現在は1号車が指定席、2号車が自由席で運転している。JR九州によると今年10月の運行開始以来、指定席の満席状態が続いており、利用者から改善の要望が多く寄せられていたという。このため、12月5日からは2号車の一部を指定席に変更し、指定席を現行の21席から42席に変更して運行する。なお、車両の座席数は変わらないため、自由席は9席のみとなる。
海幸山幸号は、日豊本線の宮崎駅～日南線の南郷駅間を、土日祝日を中心に運転される観光特急列車。元高千穂鉄道のキハ125形400番台を使用している。
