鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

伊豆箱根鉄道、大雄山線の運賃を2024年3月に改定

2023年12月25日(月)19時29分

伊豆箱根鉄道は25日、大雄山線の運賃を、2024年3月16日に改定すると発表した。

大雄山線の電車
大雄山線の電車

改定後の運賃は、大人普通運賃が初乗り区間(3キロ以内)で160円(現行140円)、19~20キロ区間で550円(現行520円)など。8キロ以内の区間は一律20円、9キロ以上の区間は一律30円の値上げとなる。大人定期運賃(1か月)は、通勤定期で初乗り区間5090円(現行3700円)、通学定期で同2980円(現行2330円)などに改める。

改定後の伊豆箱根鉄道駿豆線・大雄山線の運賃表
改定後の伊豆箱根鉄道駿豆線・大雄山線の運賃表

伊豆箱根鉄道は、運賃改定の理由について、「利用者が減少傾向である状況下において、鉄道輸送の継続的な安全安心の確保と利便性の向上、そして鉄道事業の健全な経営のため」と説明。大雄山線の運賃改定は、消費税率引き上げによる改定を除き、1995年10月1日以来のことという。

なお、伊豆箱根鉄道が大雄山線とともに運営する駿豆線では、2023年4月1日に運賃改定を実施している。路線による実施日の違いについて同社は、過去3年間における各線での収支実績の違いなどを考慮したと説明していた。

2023年12月25日(月)19時29分更新

鉄道未来インデックス

  • 阪急京都線座席指定サービス「PRiVACE」導入[2024年7月]
  • 阪急2000系・2300系導入[2024年夏]
  • 駒沢大学駅リニューアル工事竣工[2024年夏]
  • 相鉄ゆめが丘駅リニューアル工事完成[2024年夏ごろ]
  • 津山駅リニューアル工事完了[2024年夏ごろ]
  • 京成 関東鉄道100パーセント子会社化[2024年9月1日(日)]
  • 大阪駅西側新改札口全面開業[2024年夏]

鉄道コムおすすめ情報

画像

めでたいでんしゃの「祖先」

7月13日に南海の観光列車「はじまりの『めでたいでんしゃ』」がデビューへ。2000系を改造。

画像

西武「2色塗り」復刻

2000系1本を対象に、1961年まで使用のデザインでラッピング。ただし先頭部のみ。

画像

特別仕様車イベント走行

銀座線1000系特別仕様車で実施。車内照明の色味変更や「予備灯」点灯でレトロ感を演出。

画像

京急ファミリーフェスタ

5月26日、久里浜工場にて開催。子ども向けのイベントが中心で、今年度は親子限定の事前申込制。

画像

あえて「車両が無い」鉄道写真

鉄道写真は、車両が写っている写真だけではありません。列車以外の鉄道写真の撮り方を、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

5月の鉄道イベント一覧

新緑がまぶしい季節となりました。5月のプラン立てには、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。