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秋田新幹線の雪落としを機械化へ、JR東

2018年5月14日(月)15時52分

融雪の流れ(イメージ)
融雪の流れ(イメージ)

JR東日本盛岡支社は5月14日、田沢湖線の大釜駅に、秋田新幹線用の融雪装置を設置すると発表した。

融雪装置は、冬季に秋田新幹線「こまち」号が東北新幹線に乗り入れる際、台車に付着した雪が落下することによる輸送障害を防ぐためのもの。2018年現在は手作業となっている雪落とし作業を、融雪装置の導入により機械化する。融雪装置は、56組の噴射ユニットと14台の噴射ポンプ、台車カメラやセンサなどから構成され、約60度の温水を噴射する。1編成あたの噴出量は、3分間で約50トン。

融雪装置は、大釜駅に新設する上り1番線に設置。現在の上りホームを改修し、軌道上に融雪装置を設置する。あわせて、下り1番線を撤去し、現在は上り方面の線路として使用されている本線を、下り方面の線路とする。

融雪装置の使用開始時期は、2019年冬。設置工事は2018年5月下旬から開始し、2019年11月末頃に完了する。あわせて実施される下り1番線の撤去と下りホーム整備は、2019年11月頃~2020年12月末頃に行う。

JR東日本盛岡支社では、融雪装置の整備により、着雪対策のレベルアップを図るととともに、作業効率及び作業員の安全性を向上するとしている。

2019年12月13日(金)12時17分更新

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