鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

列車内での異常時英語放送を充実へ、JR東

2018年4月28日(土)9時35分

異常時放送英文化アプリ画面
異常時放送英文化アプリ画面

JR東日本東京支社は4月24日、乗務員が携帯しているタブレット端末に「異常時放送英文化アプリ」を導入、車内放送で使用すると発表した。

運用を始める異常時放送英文化アプリは、綾瀬運輸区の乗務員が開発したシステムを実用化したもの。同システムは、ダイヤ乱れが生じた際、予め登録した約4700種類の英語放送文の中から、放送する候補をタブレット上に出し、操作者が文を選択すると、英語音声を出力する仕組みで、2016年度に開発された。今回のアプリは、自列車のほか、他線区の情報も含め、乗務員が放送すると予測される異常時に関する候補文を日本語と英語でアプリ上で提案。乗務員が候補文を選ぶことで、英語音声をタブレット端末から出力し、車内放送として流すことができる。提案される放送文は、同社の運行管理指令が駅係員や乗務員向けに伝達した運行情報にもとづき、自動で変わるのが特徴。

同アプリは、2018年5月に使用を開始。タブレット機器から車内放送へ音声を直接出力するタブレット接続装置は、常磐線各駅停車を走るE233系車両に設置済みで、今後投入する新型車両にも同装置を搭載する予定としている。同社は、現行に比べ、より詳しい情報をより速く、訪日外国人旅行者に提供できるとしている。

2018年4月28日(土)9時35分更新

鉄道未来インデックス

  • 阪急京都線座席指定サービス「PRiVACE」導入[2024年7月]
  • 阪急2000系・2300系導入[2024年夏]
  • 駒沢大学駅リニューアル工事竣工[2024年夏]
  • 相鉄ゆめが丘駅リニューアル工事完成[2024年夏ごろ]
  • 津山駅リニューアル工事完了[2024年夏ごろ]
  • 京成 関東鉄道100パーセント子会社化[2024年9月1日(日)]
  • 大阪駅西側新改札口全面開業[2024年夏]

鉄道コムおすすめ情報

画像

めでたいでんしゃの「祖先」

7月13日に南海の観光列車「はじまりの『めでたいでんしゃ』」がデビューへ。2000系を改造。

画像

西武「2色塗り」復刻

2000系1本を対象に、1961年まで使用のデザインでラッピング。ただし先頭部のみ。

画像

特別仕様車イベント走行

銀座線1000系特別仕様車で実施。車内照明の色味変更や「予備灯」点灯でレトロ感を演出。

画像

京急ファミリーフェスタ

5月26日、久里浜工場にて開催。子ども向けのイベントが中心で、今年度は親子限定の事前申込制。

画像

あえて「車両が無い」鉄道写真

鉄道写真は、車両が写っている写真だけではありません。列車以外の鉄道写真の撮り方を、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

4月の鉄道イベント一覧

いよいよ新年度。本年度も鉄道コムをよろしくお願いします。鉄道旅行や撮影の計画は、イベント情報から。