鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

特急「いしづち」で自転車積み込みサービス

2014年1月28日(火)17時53分

自転車据え付けイメージ
自転車据え付けイメージ

JR四国は27日、サイクリングを楽しむ旅行者に向けたサービスとして、特急「いしづち」への自転車積み込みと、自転車専用の収納袋「輪行袋」の貸し出しを、2014年3月15日に始めると発表した。

今回のサービスは、3月21日から開催される観光イベント「瀬戸内しまのわ2014」に合わせたもので、自転車に乗って走ることを楽しむ「サイクリスト」の鉄道利用を促すのがねらい。

自転車積み込みサービスは、8000系特急車両の7号車に設けたスペースに自転車を据え付けるもので、折りたたまずに置くことができる。自転車をそのままの状態で特急列車に持ち込めるサービスは全国的に見ても異例。車内に据え付けるための器具の制約から、タンデム車、軽快車、リカンベントは対象外で、公道上を走ることができない自転車(ピストバイクなど)は持ち込めない。同サービスの対象列車は、高松行きの特急「いしづち」4・16・28号と松山行きの同特急3・15・27号。各列車8号車の1番Aまたは1番Bの指定席利用者(計2人)のみが利用可能で、今治~松山間に限り有効。区間外へ乗り越す場合などは、解体するか、折りたたんで専用の袋(輪行袋)に収納する必要がある。自転車の乗降は、今治駅、伊予北条駅、松山駅で取り扱う。

輪行袋のレンタルサービスは、今治駅、松山駅、宇和島駅で実施。1袋につき1日500円で貸し出し、利用者は返却予定日と返却駅を申し出て借りる。折りたたみや解体ができない自転車は利用できない。

両サービスとも、実施期間は3月15日(土)から、「瀬戸内しまのわ2014」最終日の10月26日(日)まで。

2014年1月28日(火)17時53分更新

鉄道未来インデックス

  • 阪急京都線座席指定サービス「PRiVACE」導入[2024年7月]
  • 阪急2000系・2300系導入[2024年夏]
  • 駒沢大学駅リニューアル工事竣工[2024年夏]
  • 相鉄ゆめが丘駅リニューアル工事完成[2024年夏ごろ]
  • 津山駅リニューアル工事完了[2024年夏ごろ]
  • 京成 関東鉄道100パーセント子会社化[2024年9月1日(日)]
  • 大阪駅西側新改札口全面開業[2024年夏]

鉄道コムおすすめ情報

画像

めでたいでんしゃの「祖先」

7月13日に南海の観光列車「はじまりの『めでたいでんしゃ』」がデビューへ。2000系を改造。

画像

西武「2色塗り」復刻

2000系1本を対象に、1961年まで使用のデザインでラッピング。ただし先頭部のみ。

画像

特別仕様車イベント走行

銀座線1000系特別仕様車で実施。車内照明の色味変更や「予備灯」点灯でレトロ感を演出。

画像

京急ファミリーフェスタ

5月26日、久里浜工場にて開催。子ども向けのイベントが中心で、今年度は親子限定の事前申込制。

画像

あえて「車両が無い」鉄道写真

鉄道写真は、車両が写っている写真だけではありません。列車以外の鉄道写真の撮り方を、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

5月の鉄道イベント一覧

新緑がまぶしい季節となりました。5月のプラン立てには、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。