鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

新型特急電車8600系を導入、JR四国

2013年11月25日(月)20時39分

8600系(イメージ)
8600系(イメージ)

JR四国は25日、8600系特急形直流電車の量産先行車を新造し、2014年6月以降に営業運転すると発表した。

8600系は2両編成で、まず2本を導入する。先頭部に大きな黒色の円形を際立たせたデザインが特徴で、「未来特急」をイメージ。建築デザイン経験のある同社社員がメーカーと共同でデザインした。外観側面には、オレンジとグリーンの帯を使用。座席のカラーもオレンジとグリーンとし、各車両でカラータイプを分ける。座席は、背もたれと連動して座面が前方にスライドするリクライニング式とし、コンセント、可動式枕、大型テーブルなどを設置する。車内設備では、車いす対応多機能トイレ、フルカラータイプの車内表示器、LEDによる客室照明を設ける。最高速度は、時速130キロ。空気バネ車体傾斜方式の車体傾斜機構を採用する。

8600系は来年6月以降、予讃線(高松~松山間)の特急「いしづち」号で、運転を始める予定。

JR四国は、8600系特急形電車を導入し、老朽化した2000系特急形気動車を置き換える。2000系はJR四国の主力車で、営業用としては世界初の振り子式気動車。1989年に試作車が土讃線でデビューして以降、量産車や改良型のN2000系が導入され、四国の各線で特急運用を担っている。土佐くろしお鉄道所有の4両を含めて78両が在籍している。

2013年12月5日(木)17時56分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 常陸大宮駅新駅舎供用開始[2025年1月頃]
  • ドクターイエローT4編成検測終了[2025年1月]

鉄道コムおすすめ情報

画像

超短距離の「カシオペア」

ツアー列車「カシオペア紀行」が、11月1日に「超短距離」で運転。その区間とは?

画像

2024東武ファンフェスタ

東武鉄道南栗橋車両管区の公開イベント。今年は12月1日に開催。

画像

運休が「出雲」のみの理由は

10月14日から一部日を除き運休となっている「サンライズ出雲」。なぜ「出雲」が対象なのでしょうか。JR西日本に聞きました。

画像

今の場所にはなかった横浜駅

日本初の鉄道開業区間に含まれる横浜駅ですが、1872年当時の同駅は、現在の横浜駅とは別物でした。その歴史をたどります。

画像

西武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は西武編です。

画像

10月の鉄道イベント一覧

芸術、食欲、そして鉄道の秋。鉄道の日イベントの情報は、イベントページのカレンダーから。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。