JR東日本盛岡支社は25日、釜石線での仮称「SL銀河鉄道」の運行に合わせ、同線の全24駅で駅名標をリニューアルすると発表した。
新しい駅名標には、各駅固有の「エスペラント愛称名」を表示する。愛称名は、同線にゆかりのある宮沢賢治がよく使ったエスペラント語をもとにしたもので、1995年に設定。今回のリニューアルで、初めて駅名標に併記する。また、愛称にちなんだ図柄を背景に入れ、SL銀河鉄道のイメージとして、SLと星を共通デザインとして描く。花巻駅では「チェールアルコ（虹）」で大きな虹、遠野駅では「フォルクローロ（民話）」にちなんで茅ぶき屋根の民家、釜石駅は「ラ オツェアーノ（大洋）」で海がそれぞれ描かれ、色は青を基調とした濃淡で表現する。
新しい駅名標は、2013年11月から順次設置し、年内には全駅でリニューアルが完了する。
