鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

西鉄、有料座席列車「Nライナー」を臨時運行 追加料金300円で利用可能

2024年4月11日(木)16時10分

西日本鉄道は11日、天神大牟田線で臨時有料座席列車「Nライナー」を運行すると発表した。

「Nライナー」に使用する3000形
「Nライナー」に使用する3000形

Nライナーは、イベント開催日、週末などの多客時に、確実に着席できる有料座席列車として運転することで、利用者の快適性・利便性向上を図ることを目的に設定する。今回発表分の運転日は、4月19日(金)、5月7日(火)、17日(金)、21日(火)の4日間。下り列車のみの運転で、西鉄福岡(天神)駅を21時台に発車する大牟田行きを各日1本、22時台に発車する花畑行きを各日2本運転する。乗車可能駅は西鉄福岡(天神)駅のみで、降車駅は西鉄二日市~花畑・大牟田間の急行停車駅各駅。降車駅からの乗車はできない。使用車両は3000形5両編成で、定員は各列車200人とする。

「Nライナー」の時刻表
「Nライナー」の時刻表

Nライナーの乗車には、運賃に加え、乗車整理料金として300円が別途必要となる。乗車整理券は、利用日当日、西鉄福岡(天神)駅北口窓口にて発売する。整理券は、乗車車両のみ指定するが、座席の指定はない。また、各列車の定員に達し次第、発売を終了する。

有料座席列車は、「THライナー」「京王ライナー」など、首都圏で近年設定本数が拡大している。また、列車の一部車両を有料座席車両とする取り組みも、JR西日本の「Aシート」、阪急電鉄の「PRiVACE」(プライベース、2024年7月提供開始)など、関西圏で広まりを見せている。西鉄においても、2019年2月に策定した「第15次中期経営計画」(2019年度~2021年度)において、天神大牟田線での有料座席列車導入を盛り込んでいた。

2024年4月11日(木)16時10分更新

鉄道コムの最新情報を無料でお知らせしますプッシュ通知を受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 近鉄新型一般車「8A系」営業運転開始[2024年10月]
  • JR東海「アクロス」機能向上[2024年10月]
  • 福島交通キャッシュレス決済サービス導入[2024年9月~10月頃]
  • 名鉄金山駅ホームドア実証試験開始[2024年10月]

鉄道コムおすすめ情報

画像

700系も順次置き換えへ

500系の引退時期が発表されましたが、700系も順次置き換えられることが明らかになりました。

画像

2027年に500系引退

2027年をめどに運用終了すると発表。N700系の8両短縮編成で置き換えへ。

画像

京都鉄博で「はなあかり」展示

8月30日~9月3日、京都鉄道博物館にて「はなあかり」を展示。8月29日には有料の先行見学会も。

画像

南海7100系復刻塗装

南海7100系の1本が、緑色の復刻塗装に。8月21日に営業運転を開始予定。

画像

「モード」を使いこなそう

カメラの設定は意外と知らずに使っている人も? 上達に不可欠なモード設定について、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

7月の鉄道イベント一覧

いよいよ夏本番、鉄道イベントも多数。7月のプラン立てには、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。