鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

ゆふ高原線の新D&S列車は「かんぱち・いちろく」に 「いさぶろう・しんぺい」とキハ125形の3両編成

2023年10月26日(木)14時47分

JR九州は26日、久大本線(ゆふ高原線)に導入する新たな「D&S列車」の名称と使用車両を決定したと発表した。

列車名は、「かんぱち・いちろく」。久大本線の全線開通、また現在の同線の形成に貢献した麻生観八あそうかんぱち氏、衞藤一六えとういちろく氏の名前をモチーフにしたという。博多駅発由布院・別府行きを特急「かんぱち」号、別府駅・由布院駅発博多行きを特急「いちろく」号として運転する。

車両は3両編成で、全席グリーン席。座席車の1・3号車にはキハ47形「いさぶろう・しんぺい」車両、ビュッフェ車にはキハ125形を、それぞれ改造し使用する。車両デザインは、鹿児島のデザイン会社IFOOが担当する。

座席車に改造するキハ47形「いさぶろう・しんぺい」車両
座席車に改造するキハ47形「いさぶろう・しんぺい」車両
ビュッフェ車に改造するキハ125形(イメージ)
ビュッフェ車に改造するキハ125形(イメージ)

「かんぱち・いちろく」は、「ゆふ高原線の風土を感じる列車」として、博多~由布院~別府間を走るD&S列車として企画されたもの。車内で沿線の食材を活用した弁当を提供するなど、久大本線沿線の食や歴史、伝統、自然を、五感で楽しめる列車となる。

「かんぱち・いちろく」の運転開始時期は、2024年春を予定する。JR九州は、車両レイアウト、車両外観・内装デザイン、運転時刻、車内サービスなどについては、決まり次第順次告知するとしている。

2023年10月26日(木)14時47分更新

鉄道コムの最新情報を無料でお知らせしますプッシュ通知を受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 近鉄新型一般車「8A系」営業運転開始[2024年10月]
  • JR東海「アクロス」機能向上[2024年10月]
  • 福島交通キャッシュレス決済サービス導入[2024年9月~10月頃]
  • 名鉄金山駅ホームドア実証試験開始[2024年10月]

鉄道コムおすすめ情報

画像

700系も順次置き換えへ

500系の引退時期が発表されましたが、700系も順次置き換えられることが明らかになりました。

画像

2027年に500系引退

2027年をめどに運用終了すると発表。N700系の8両短縮編成で置き換えへ。

画像

京都鉄博で「はなあかり」展示

8月30日~9月3日、京都鉄道博物館にて「はなあかり」を展示。8月29日には有料の先行見学会も。

画像

南海7100系復刻塗装

南海7100系の1本が、緑色の復刻塗装に。8月21日に営業運転を開始予定。

画像

「モード」を使いこなそう

カメラの設定は意外と知らずに使っている人も? 上達に不可欠なモード設定について、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

7月の鉄道イベント一覧

いよいよ夏本番、鉄道イベントも多数。7月のプラン立てには、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。