鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

HB-E300系「ひなび」の車両概要、料金が発表 運転台後部に展望室も

2023年9月7日(木)16時25分

JR東日本盛岡支社は7日、北東北地区に導入する観光列車「ひなび(陽旅)」について、その車両概要、料金を発表した。

「ひなび(陽旅)」の外観
「ひなび(陽旅)」の外観

車両はHB-E300系2両編成で、1号車をグリーン車指定席、2号車を普通車指定席とする。座席数は、1号車が4人掛けボックスシート12席、2人掛けボックスシート10席、1人掛けシート3席の計25席、2号車が2人掛けリクライニングシート32席、1人掛けリクライニングシート2席の計34席。各車とも、運転台後部には展望室を設け、側面の大型窓などから四季折々の景観を楽しめるようにする。1号車の展望室には、座席やソファーを設置する。料金は、グリーン料金が150キロまで2000円、151キロ以上3000円、指定席料金は840円(通年)。

「ひなび」の座席配置イメージ
「ひなび」の座席配置イメージ

「ひなび」は、ディーゼルハイブリッド車両のHB-E300系「リゾートあすなろ」を改造のうえ、岩手・青森エリアに導入する観光列車。列車名には、車窓から北東北の自然を感じ、「ぬくもりのあるゆったりとした旅」への想いを込めたという。外観は白と赤の2色で、山、波や川の模様、花吹雪など、豊かな自然をデザインしている。

「ひなび」の営業運転開始は、2023年冬ごろを予定している。

2023年9月7日(木)16時25分更新

鉄道未来インデックス

  • 阪急京都線座席指定サービス「PRiVACE」導入[2024年7月]
  • 阪急2000系・2300系導入[2024年夏]
  • 駒沢大学駅リニューアル工事竣工[2024年夏]
  • 相鉄ゆめが丘駅リニューアル工事完成[2024年夏ごろ]
  • 津山駅リニューアル工事完了[2024年夏ごろ]
  • 京成 関東鉄道100パーセント子会社化[2024年9月1日(日)]
  • 大阪駅西側新改札口全面開業[2024年夏]

鉄道コムおすすめ情報

画像

めでたいでんしゃの「祖先」

7月13日に南海の観光列車「はじまりの『めでたいでんしゃ』」がデビューへ。2000系を改造。

画像

西武「2色塗り」復刻

2000系1本を対象に、1961年まで使用のデザインでラッピング。ただし先頭部のみ。

画像

特別仕様車イベント走行

銀座線1000系特別仕様車で実施。車内照明の色味変更や「予備灯」点灯でレトロ感を演出。

画像

京急ファミリーフェスタ

5月26日、久里浜工場にて開催。子ども向けのイベントが中心で、今年度は親子限定の事前申込制。

画像

あえて「車両が無い」鉄道写真

鉄道写真は、車両が写っている写真だけではありません。列車以外の鉄道写真の撮り方を、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

4月の鉄道イベント一覧

いよいよ新年度。本年度も鉄道コムをよろしくお願いします。鉄道旅行や撮影の計画は、イベント情報から。