鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

JR東、中野駅西側に新駅舎・駅ビルなどを整備 2026年に開業予定

2023年9月1日(金)17時7分

JR東日本は1日、中野駅西側の南北通路・新駅舎整備、駅ビル開発の概要について発表した。

新駅舎・自由通路などの外観イメージ(北西側視点)
新駅舎・自由通路などの外観イメージ(北西側視点)

同社では、中野区や東京メトロの協力のもと、「中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業」を推進。駅西側の線路上空に南北自由通路を整備するほか、駅ビル併設の新たな橋上駅舎を建設し、現在の北口改札やコンコースの混雑緩和、バリアフリー設備の拡充を図るとしている。

新駅舎・自由通路などの外観イメージ(南側視点)
新駅舎・自由通路などの外観イメージ(南側視点)

本事業の対象は、現在の南北改札口から「中野通り」を挟んだ駅西側の区画。駅設備としては、南北自由通路に繋がる改札口を新設するほか、エレベーターやバリアフリートイレといったバリアフリー設備を整備する。また、本事業と並行し、各ホームにはホームドアを設置する。

中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業の対象範囲
中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業の対象範囲

駅ビル併設の駅舎は、地上5階、塔屋1階となるもの。幅員19メートルの南北自由通路と一体構造で整備する。駅舎は2階となるほか、2~4階にはアトレが運営する駅ビル商業施設が入居。JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーによるエキナカ商業施設も整備する。

南北自由通路(イメージ)
南北自由通路(イメージ)

新駅舎と南北自由通路の開業は、2026年を予定。商業施設の開業時期やホームドアの運用開始時期については、決まり次第発表するという。JR東日本では、駅前広場を整備する中野区や周辺再開発事業者とも連携しながら、回遊性のある、多彩な魅力を持った中野の玄関口の形成を目指すとしている。

中野区による「中野駅地区整備基本計画」
中野区による「中野駅地区整備基本計画」
2023年9月1日(金)17時7分更新

鉄道未来インデックス

  • 阪急京都線座席指定サービス「PRiVACE」導入[2024年7月]
  • 阪急2000系・2300系導入[2024年夏]
  • 駒沢大学駅リニューアル工事竣工[2024年夏]
  • 相鉄ゆめが丘駅リニューアル工事完成[2024年夏ごろ]
  • 津山駅リニューアル工事完了[2024年夏ごろ]
  • 京成 関東鉄道100パーセント子会社化[2024年9月1日(日)]
  • 大阪駅西側新改札口全面開業[2024年夏]

鉄道コムおすすめ情報

画像

めでたいでんしゃの「祖先」

7月13日に南海の観光列車「はじまりの『めでたいでんしゃ』」がデビューへ。2000系を改造。

画像

西武「2色塗り」復刻

2000系1本を対象に、1961年まで使用のデザインでラッピング。ただし先頭部のみ。

画像

特別仕様車イベント走行

銀座線1000系特別仕様車で実施。車内照明の色味変更や「予備灯」点灯でレトロ感を演出。

画像

京急ファミリーフェスタ

5月26日、久里浜工場にて開催。子ども向けのイベントが中心で、今年度は親子限定の事前申込制。

画像

あえて「車両が無い」鉄道写真

鉄道写真は、車両が写っている写真だけではありません。列車以外の鉄道写真の撮り方を、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

4月の鉄道イベント一覧

いよいよ新年度。本年度も鉄道コムをよろしくお願いします。鉄道旅行や撮影の計画は、イベント情報から。