JR東日本八王子支社は25日、青梅線の青梅駅をリニューアルすると発表した。
同社では、青梅線の青梅~奥多摩間に愛称「東京アドベンチャーライン」を設定し、自然の中でアウトドア、アクティビティを楽しめる路線としてPRしている。同支社は今回、地域の利用者が大切にしている「昭和レトロ」の文化や思い出を残しつつ、自然を楽しむ路線にふさわしい駅を目指し、リニューアルを実施する。
駅入口やコンコース(改札付近)のリニューアルコンセプトは「昭和レトロ」。改札付近では壁面や天井を塗装、美化するほか、「昭和レトロ」をイメージした映画看板をコンコース通路に移設する。
![駅リニューアルのコンセプト図](https://images.tetsudo.com/news/20221025/221025n17.jpg)
![現在の青梅駅改札口付近](https://images.tetsudo.com/news/20221025/221025n11.jpg)
![現在の青梅駅改札内通路](https://images.tetsudo.com/news/20221025/221025n12.jpg)
駅ホームのリニューアルコンセプトは「アドベンチャー」。ホーム上2か所に設置している待合室のうち、立川方のものは「自然」、奥多摩方のものは「アクティビティ」をテーマにリニューアルする。
![立川方の待合室リニューアルイメージ](https://images.tetsudo.com/news/20221025/221025n13.jpg)
![奥多摩方の待合室リニューアルイメージ](https://images.tetsudo.com/news/20221025/221025n14.jpg)
あわせて、青梅駅を除く東京アドベンチャーラインの各駅に設定していたシンボルマークを、新たに青梅駅にも設定。同駅の魅力をアピールするためのもので、毎年5月に青梅市内で開催される「青梅大祭」をモチーフとしたデザインとし、同駅のベンチ、案内サインなどに整備する。
![青梅駅の東京アドベンチャーラインシンボルマーク(イメージ)](https://images.tetsudo.com/news/20221025/20221025_oume.jpg)
![シンボルマークの整備イメージ(日向和田駅のベンチ)](https://images.tetsudo.com/news/20221025/20221025_oume02.jpg)
青梅駅のリニューアル工事期間は、2022年10月から2023年3月末までを予定している。