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近鉄、QRコード活用のデジタル乗車券を2022年春導入

2021年12月1日(水)14時40分

近畿日本鉄道は1日、QRコードを活用したデジタル乗車券の発売を発表した。

QRコードリーダー設置改札機(左)とデジタル乗車券(右)
QRコードリーダー設置改札機(左)とデジタル乗車券(右)

デジタル乗車券は、スマートフォンの画面上で表示するもの。同社が新たに構築する販売サイトにて購入でき、QRコードを改札機にかざし利用する。当初は近鉄名古屋~伊勢志摩方面間の観光地周遊用きっぷを発売。将来的には対象エリアを拡大するほか、販売システムを拡大することで、旅行会社などとのプラットフォーム連携も可能としている。

また、デジタル乗車券の導入にあわせ、自動改札機へQRコードリーダーを設置する。当初の導入駅は、近鉄名古屋、伊勢市、宇治山田、五十鈴川、鳥羽、鵜方、賢島の各駅。また、松坂駅の有人改札口にも、QRコード読み取り用の端末を設置する。対象駅は、順次拡大するとしている。

QRコード乗車券対応駅
QRコード乗車券対応駅

デジタル乗車券の導入時期は、2022年春を予定。商品内容や発売日などの詳細については、決まり次第知らせるとしている。また近鉄では、デジタル乗車券の導入により、国内外を含めた販売チャネルの拡大、キャッシュレス化の推進、業務効率化、次世代シームレスサービスの実現を将来的な展望として掲げている。

2021年12月1日(水)14時40分更新
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