鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

三菱重工、日暮里・舎人ライナー用車両12本を受注

2020年6月16日(火)15時42分

日暮里・舎人ライナーの従来車両
日暮里・舎人ライナーの従来車両

三菱重工エンジニアリング(MHIENG)は16日、東京都交通局の日暮里・舎人ライナー用車両12本60両の製造を受注したと発表した。

2008年に開業したAGT(自動案内軌条式輸送システム)路線の日暮里・舎人ライナーは、開業以来利用者が増加し続けており、混雑の緩和が求められてきた。MHIENGでは、座席配置の工夫や車体の軽量化によって輸送力を強化した330形を、2015年度と2019年度に納入。同線の混雑緩和に寄与してきた。

MHIENGは今回、東京都交通局より12本60両の車両製造を受注。次世代型シート「G-Fit」の採用などにより、従来車両よりも輸送力を高めた車両を製造する。この車両の投入により、日暮里・舎人ライナーの既存車両を置き換え、朝夕を中心とする混雑緩和に貢献するとしている。

日暮里・舎人ライナーでは、開業時に投入された300形12本、開業以降に追加投入された同形式4本、2017年度に投入された320形1本、2015年度と2019年度に投入された三菱重工業・MHIENG製の330形が3本在籍している。このうち300形については一部座席がクロスシートとなっており、他形式よりも定員が少なくなっている。東京都交通局では、2019年に発表した「東京都交通局経営計画2019」において、座席を全てロングシート化した車両へ、2022年度以降に順次更新するとしていた。

2020年6月16日(火)15時42分更新

鉄道コムの最新情報を無料でお知らせしますプッシュ通知を受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 近鉄新型一般車「8A系」営業運転開始[2024年10月]
  • JR東海「アクロス」機能向上[2024年10月]
  • 福島交通キャッシュレス決済サービス導入[2024年9月~10月頃]
  • 名鉄金山駅ホームドア実証試験開始[2024年10月]

鉄道コムおすすめ情報

画像

700系も順次置き換えへ

500系の引退時期が発表されましたが、700系も順次置き換えられることが明らかになりました。

画像

2027年に500系引退

2027年をめどに運用終了すると発表。N700系の8両短縮編成で置き換えへ。

画像

京都鉄博で「はなあかり」展示

8月30日~9月3日、京都鉄道博物館にて「はなあかり」を展示。8月29日には有料の先行見学会も。

画像

南海7100系復刻塗装

南海7100系の1本が、緑色の復刻塗装に。8月21日に営業運転を開始予定。

画像

「モード」を使いこなそう

カメラの設定は意外と知らずに使っている人も? 上達に不可欠なモード設定について、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

7月の鉄道イベント一覧

いよいよ夏本番、鉄道イベントも多数。7月のプラン立てには、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。