鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

新宿~二俣川間が最速44分、相鉄・JR直通線の運行計画概要発表

2019年7月16日(火)14時26分

相鉄12000系
相鉄12000系

JR東日本と相模鉄道は16日、相鉄・JR直通線の運行計画の概要を発表した。

相鉄・JR直通線は、相鉄本線の西谷駅から羽沢横浜国大駅を経て、東海道貨物線に接続する路線。2019年11月30日の開業を予定する。

相鉄・JR直通線の運行区間は、相鉄本線の海老名からJR線の新宿までを基本に設定。朝通勤時間帯の一部列車は、大宮方面へ直通する。運転本数は1日あたり46往復。朝ピーク時間帯に1時間あたり4本、その他の時間帯は同2~3本運転する。列車種別は、2種類を設定。全区間で各駅に停車する種別のほか、相鉄線内は特急として運転する種別を設ける。車両については、相鉄は12000系、JR東日本は埼京線用E233系を使用する。

相鉄・JR直通線の開業により、二俣川~新宿間の所要時間は最速44分、海老名~武蔵小杉間は同36分などとなる。JR東日本と相模鉄道は、具体的な運行計画などについては決まり次第発表するとしている。

また、相模鉄道は同日、相鉄・JR直通線の開業にあわせて実施するダイヤ改正の概要について発表した。改正後のダイヤでは、特急と快速が西谷駅に停車。相鉄・JR直通線との接続を考慮する。いずみ野線には新種別「通勤特急」「通勤急行」を導入。従来は各停のみの運行だった平日朝ラッシュに両種別を設定し、横浜方面への速達性向上を図る。また、湘南台駅発の通勤特急と海老名駅発のJR線直通特急を二俣川駅で接続させ、都心方面への速達性・利便性向上も図る。

2019年7月16日(火)15時7分更新

鉄道未来インデックス

鉄道コムおすすめ情報

画像

めでたいでんしゃの「祖先」

7月13日に南海の観光列車「はじまりの『めでたいでんしゃ』」がデビューへ。2000系を改造。

画像

西武「2色塗り」復刻

2000系1本を対象に、1961年まで使用のデザインでラッピング。ただし先頭部のみ。

画像

特別仕様車イベント走行

銀座線1000系特別仕様車で実施。車内照明の色味変更や「予備灯」点灯でレトロ感を演出。

画像

京急ファミリーフェスタ

5月26日、久里浜工場にて開催。子ども向けのイベントが中心で、今年度は親子限定の事前申込制。

画像

あえて「車両が無い」鉄道写真

鉄道写真は、車両が写っている写真だけではありません。列車以外の鉄道写真の撮り方を、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

4月の鉄道イベント一覧

いよいよ新年度。本年度も鉄道コムをよろしくお願いします。鉄道旅行や撮影の計画は、イベント情報から。