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鉄道博物館に「E235系」シミュレーター登場へ 既存のシミュレーターはどうなる?

2023年11月29日(水) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

鉄道博物館は29日、2024年4月1日に、入館料を改定すると発表しました。個人の当日料金は、大人1600円(現行1300円)、小中高生600円(現行620円)、幼児300円(現行310円)で、大人は値上げ、高校生以下は値下げとなる内容です。

同博物館はあわせて、今後の予定として、山手線用E235系のシミュレーターを、南館2階シミュレータホールに設置すると発表しました。

山手線のE235系
山手線のE235系

鉄道博物館の担当者によると、設置時期は2024年春とする一方、具体的な時期については調整中だということ。また、同館のシミュレーターは、E5系やD51形のような有料のものと、211系などの無料のものがありますが、新しいシミュレーターの料金設定も、現在は検討中だといいます。

鉄道博物館南館の在来線シミュレーターホール
鉄道博物館南館の在来線シミュレーターホール

また、新しいシミュレーターの導入で気になる既存のシミュレーターの扱いですが、今回は「増設」とする予定だそう。担当の方は、「なんとかスペースを捻出して設置したい」と話していました。

鉄道博物館では、E235系シミュレーター以外の今後の取り組みとして、御召列車用に製造された「御料車」の玉座室などの室内映像を、同館展示の御料車前で上映することも発表しています。

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