鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

鉄道コらム

まるで時計やゲーミングPC?な車両発表 今週の注目鉄道ニュース

2021年12月12日(日) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

今週(12月6日~12日)1週間は鉄道の話題が目白押し。鉄道コムで特に注目を集めた話題をご紹介します。

大阪メトロでは9日、2025年に開催予定の「大阪・関西万博」にあわせて、新型車両「400系」を中央線に導入すると発表しました。特に注目を集めたのは、その外観のデザイン。「宇宙船」を意識させるデザインということで、これまでにない独特なものとなっています。SNS上では、コンセプトの宇宙船のほか、「(時計の)G-SHOCKのようだ」「ゲーミングPCに見える」といった声が挙がり、多くの注目を集めています。

まるで「G-SHOCK」やゲーミングPC?な大阪メトロ400系(イメージ)
まるで「G-SHOCK」やゲーミングPC?な大阪メトロ400系(イメージ)

中央線では、万博期間中の輸送力増強のため、御堂筋線用車両をカスタマイズした「30000A系」も一時的に導入するとのこと。30000A系は2022年7月に、400系は2023年4月に、それぞれ運行を開始する予定です。

続いては、2022年春のダイヤ改正の話題。JR各社の発表に先駆けて、10日は京王電鉄と東武鉄道が改正概要を発表しました。京王電鉄の改正内容は、京王線の「特急」と「準特急」を統合するというもの。特急の停車駅が拡大する一方、京王独特の種別だった準特急は廃止されることとなります。

廃止される京王線の「準特急」
廃止される京王線の「準特急」

2001年のダイヤ改正で登場した準特急。かつては他社でも設定されていたことがありますが、現代においては、京王での運転開始から現在に至るまで、同社独自の種別という珍しいもの。特急と急行の中間に位置する種別ではありますが、一時期は京王線の特急が全て運転取りやめとなり、最上位種別が準特急となっていたこともありました。今回の改正によって、その珍しい種別も約20年の歴史に幕を下ろすこととなります。

鉄道コムの最新情報を無料でお知らせしますプッシュ通知を受け取りますか?

関連鉄道リポート

関連鉄道未来ニュース

鉄道コムおすすめ情報

画像

700系も順次置き換えへ

500系の引退時期が発表されましたが、700系も順次置き換えられることが明らかになりました。

画像

2027年に500系引退

2027年をめどに運用終了すると発表。N700系の8両短縮編成で置き換えへ。

画像

京都鉄博で「はなあかり」展示

8月30日~9月3日、京都鉄道博物館にて「はなあかり」を展示。8月29日には有料の先行見学会も。

画像

南海7100系復刻塗装

南海7100系の1本が、緑色の復刻塗装に。8月21日に営業運転を開始予定。

画像

「モード」を使いこなそう

カメラの設定は意外と知らずに使っている人も? 上達に不可欠なモード設定について、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

7月の鉄道イベント一覧

いよいよ夏本番、鉄道イベントも多数。7月のプラン立てには、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。