大阪市交通局は18日、地下鉄事業民営化後の事業を担当する「準備会社」を設立すると発表した。
今回設立される準備会社の会社名は、「大阪市高速電気軌道」。設立日は6月1日で、大阪市が100パーセント出資する株式会社となる。 当初の業務内容は、事業免許の移行手続き、各種契約・協定等の承継事務、新規採用業務・職員の転籍受入れ業務など。
大阪市交通局の地下鉄・バス事業民営化は、2018年4月の予定。地下鉄事業は今回設立される準備会社が、バス事業については交通局が100パーセント出資する「大阪シティバス」が引き継ぐ。また、従来交通局が担当していた、公共交通ネットワークに関する業務については、7月1日に設置される「都市交通局」が継承する。
