鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

「輪重測定装置」を導入、JR貨物

2015年11月13日(金)17時48分

輪重測定装置(盛岡貨物ターミナル駅設置状況)
輪重測定装置(盛岡貨物ターミナル駅設置状況)

JR貨物は11日、コンテナを積載した貨車の安全対策として、「輪重測定装置」を導入すると発表した。

輪重測定装置は、コンテナを積載した貨車の積荷の偏りを測るもので、レールに装着する形で配備。車輪の通過時にレールがひずむ量を電気的に測定し、車輪の重量を換算する。偏った積み方をした貨車は「偏積車両」として、関係する駅や指令所に通知するとともに、必要な手配をとるとしている。同装置は、東室蘭駅、函館貨物駅(有川)、盛岡貨物ターミナル駅、秋田貨物駅の4か所に設置。本州向け、北海道向けそれぞれで輪重をチェックし、偏積車両が江差線を走行するのを防ぐ。偏積車両が見つかった場合は、本州向けが函館貨物駅、北海道向けが東青森駅でそれぞれ切り離しを行う。

同装置は、2015年10月16日に盛岡貨物ターミナル駅で設置済み。このほかの設置箇所については、2016年3月に予定されている貨物列車と新幹線との青函トンネル共用走行開始までに整備、稼働させる。

2015年11月13日(金)17時48分更新

鉄道未来インデックス

  • 阪急2000系・2300系導入[2024年夏]
  • 駒沢大学駅リニューアル工事竣工[2024年夏]
  • 相鉄ゆめが丘駅リニューアル工事完成[2024年夏ごろ]
  • 津山駅リニューアル工事完了[2024年夏ごろ]
  • 京成 関東鉄道100パーセント子会社化[2024年9月1日(日)]
  • 大阪駅西側新改札口全面開業[2024年夏]

鉄道コムおすすめ情報

画像

東上線に新型車両導入へ

9000系の置き換えに向け、車両の設計を開始。2024年度の東武鉄道鉄道事業設備投資計画で発表。

画像

めでたいでんしゃの「祖先」

7月13日に南海の観光列車「はじまりの『めでたいでんしゃ』」がデビューへ。2000系を改造。

画像

特別仕様車イベント走行

銀座線1000系特別仕様車で実施。車内照明の色味変更や「予備灯」点灯でレトロ感を演出。

画像

西武「2色塗り」復刻

2000系1本を対象に、1961年まで使用のデザインでラッピング。ただし先頭部のみ。

画像

あえて「車両が無い」鉄道写真

鉄道写真は、車両が写っている写真だけではありません。列車以外の鉄道写真の撮り方を、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

5月の鉄道イベント一覧

新緑がまぶしい季節となりました。5月のプラン立てには、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。