鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

西武、新型通勤車両40000系を導入

2015年8月25日(火)17時12分

40000系(外観イメージ)
40000系(外観イメージ)

西武鉄道は24日、新型通勤車両40000系を導入すると発表した。運転開始時期は、2017年春。

40000系は、10両編成8本(80両)を導入。車体はアルミ合金製で、川崎重工業が製造、納入する。外観は、同社のコーポレートカラーを基調とし、沿線の風景や自然をモチーフに「山の緑と空の青」にあわせたカラーリングを使用。車両先頭部は、丸みを持たせたデザインにする。車内の座席は、一部の編成でロングシートとクロスシートを転換できるタイプを同社として初めて導入。車内ではほかに、車いすスペースを拡大した「パートナーゾーン」を新たに設け、車いすのほか、ベビーカーや大きな荷物の持ち込みに対応させる。同スペースでは、フロア中央に新しいデザインの座席を設置。窓も大型化し、車窓を楽しめるようにする。このほかの車内設備では、空気を浄化する「プラズマクラスター」装置、運行情報などを表示する情報配信装置を配備。また、VVVFインバーター制御装置や、効率の高い永久磁石同期電動機(PMSM)によるモーターの採用、照明のLED化も行い、従来の省エネ型車両と比べ、電気使用量を約40パーセント削減する。

40000系の導入時期は、2017年春以降。80両を順次導入する。同社の新型車両は、2008年デビューの30000系「スマイルトレイン」以来。

2015年8月25日(火)17時12分更新

鉄道未来インデックス

鉄道コムおすすめ情報

画像

めでたいでんしゃの「祖先」

7月13日に南海の観光列車「はじまりの『めでたいでんしゃ』」がデビューへ。2000系を改造。

画像

西武「2色塗り」復刻

2000系1本を対象に、1961年まで使用のデザインでラッピング。ただし先頭部のみ。

画像

特別仕様車イベント走行

銀座線1000系特別仕様車で実施。車内照明の色味変更や「予備灯」点灯でレトロ感を演出。

画像

京急ファミリーフェスタ

5月26日、久里浜工場にて開催。子ども向けのイベントが中心で、今年度は親子限定の事前申込制。

画像

あえて「車両が無い」鉄道写真

鉄道写真は、車両が写っている写真だけではありません。列車以外の鉄道写真の撮り方を、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

4月の鉄道イベント一覧

いよいよ新年度。本年度も鉄道コムをよろしくお願いします。鉄道旅行や撮影の計画は、イベント情報から。