ICカード乗車券「nimoca」のこれまでの発行枚数が、9月26日に40万枚を突破した。
nimocaは2008年5月にサービスを開始。西鉄グループでは当初、40万枚の発行まで2年かかると見込んでいたが、それよりも約8か月早い達成となった。1000店舗を超える電子マネー加盟店での利便性が支持され、普及が進んだ。電子マネー加盟店は今後も拡大され、今月下旬からは、福岡県内全店舗のローソンにて、物販の利用やチャージ、nimocaカード発売などがスタートする。
現在交通で利用できる路線は、天神大牟田線全線(支線を含む)と、ほぼすべての西鉄グループの路線バス、近距離高速バスで、来春には貝塚線でサービスを開始する。
また来春からは、JR東日本などの「Suica」、JR九州の「SUGOCA」、福岡市交通局の「はやかけん」との、ICカードの乗車券機能と電子マネーの相互利用が開始する予定。