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JR東など、2021年に宇都宮エリアで「地域連携ICカード」導入へ

2019年7月31日(水)14時22分

利用イメージ
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宇都宮ICカード導入検討協議会とJR東日本は7月31日、「地域連携ICカード」を利用したIC乗車券サービスの提供について合意したと発表した。

地域連携カードは、バスの定期券や各種割引などの地域独自サービスと、Suicaで利用できる乗車機能や電子マネーなどのサービスを、1枚のカードで利用できる2in1カード。このカードの採用で、Suicaの既存インフラを活用し、システム投資を抑えつつ、地方交通に必要なサービスを付与した交通系ICカードの導入が可能となる。今回の導入は、地域連携ICカードの具体的なサービス提供に向けた初の事例となるという。

地域連携ICカードは、2021年春に関東自動車とジェイアールバス関東が、栃木県内の一般路線バス全線で導入。2022年春には、宇都宮ライトレールも導入する。ICカードは同導入エリアに加え、Suicaエリアの鉄道・バス路線で利用可能。また、Suicaでも宇都宮地域の対象路線が利用可能となる。

同協議会とJR東日本は、サービス開始日や販売箇所の具体的な内容について、決まり次第発表するとしている。

2019年7月31日(水)18時46分更新
 

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