東京モノレールは26日、定期旅客運賃の価格引き下げに関する詳細を発表した。
定期運賃の値下げは、同社線沿線の通勤・通学需要の高まりなど、周辺環境の変化に応じて実施するもの。1か月定期券の平均割引率を、通勤定期では現在の49.5%から53.8%に、通学定期券では同75.5%から78.8%とする。
改定後の定期運賃は、通勤1か月の場合が浜松町~天王洲アイル間で5990円から5900円、浜松町~羽田空港ターミナル各駅間で1万4920円から1万1280円などに、それぞれ引き下げる。1か月定期券の最大値下げ率は、通勤定期券で24.4%、通学1か月定期券で16.8%となる。
定期旅客運賃の値下げ実施日は、2019年10月1日。なお、東京モノレールでは同日、消費税率改定にともなう普通運賃の引き上げをあわせて実施する。