鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

京急、11月に23年ぶりの大幅ダイヤ改正を実施へ

2022年10月24日(月)15時45分

京浜急行電鉄は24日、11月26日にダイヤ改正を実施すると発表した。23年ぶりの大幅ダイヤ改正としている。

京浜急行電鉄の車両
京浜急行電鉄の車両

今回の改正では、日中の運行パターンを変更。これまで泉岳寺駅発着と都営浅草線直通の「快特」を交互に10分間隔で運転してきたが、改正以降は浅草線直通列車を「特急」に変更。快特と特急を10分間隔で交互に運転し、平和島駅や神奈川新町駅など、特急停車駅での乗車機会を拡大する。また、浅草線方面~空港線の快特も一部を特急に変更し、空港線内でも都心方面直通列車への乗車機会を拡大する。なお、空港線の「エアポート快特」は、従来通りの40分間隔運転を維持する。

ダイヤ改正後の運転パターン
ダイヤ改正後の運転パターン

快特・特急のダイヤ変更にあわせて、普通列車のダイヤも変更。途中待ち合わせ駅での接続を改善し、所要時間短縮や利便性向上を図る。また、羽田空港~逗子・葉山間の「エアポート急行」は、運転間隔を10分間隔から20分間隔に変更する。

普通列車の待ち合わせイメージ
普通列車の待ち合わせイメージ

座席定員制サービスについては、「モーニング・ウィング」5号の運転時間を約30分繰り上げ、通勤に利用しやすいダイヤに変更。また、土休日の快特で提供している「ウィング・シート」は、上り列車の乗車可能駅を快特停車駅全13駅に拡大する。

京急グループでは、今回のダイヤ改正にあわせて、バスのダイヤも一部エリアで変更。鉄道とバスによる利便向上と、それにあわせた地域の拠点整備が連携する、新しい京急沿線のまちづくりを目指すとしている。

11月26日には、京成電鉄や都営浅草線でもダイヤ改正を実施する。

2022年10月24日(月)15時45分更新

鉄道未来インデックス

  • 大阪駅西側新改札口全面開業[2024年夏]
  • 広島電鉄 新乗車券システム「MOBIRY DAYS」本格導入[2024年9月]
  • 秩父鉄道運賃改定[2024年10月1日(火)]
  • 伊予鉄道運賃改定[2024年10月1日(火)]
  • 近鉄新型一般車「8A系」営業運転開始[2024年10月]
  • JR東海「アクロス」機能向上[2024年10月]

鉄道コムおすすめ情報

画像

113系福知山色復刻

福知山地区で活躍する113系で「福知山色」が復刻。6月5日から山陰本線などで運転。

画像

京都鉄道博物館で12系展示

京都鉄道博物館で12系の展示や「SLスチーム号」客車変更など実施。オハフ12形は夏に廃車予定。

画像

3200形「フレキシブルに変更」の意味は?

京成電鉄の新型車両「3200形」。組成内容や連結器の秘密を同社に聞きました。

画像

「キャニオンルート」年内断念

新たな観光ルート「黒部宇奈月キャニオンルート」、黒部峡谷鉄道の鉄橋被災で年内開放を断念。

画像

あえて「車両が無い」鉄道写真

鉄道写真は、車両が写っている写真だけではありません。列車以外の鉄道写真の撮り方を、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

6月の鉄道イベント一覧

梅雨のシーズンでもイベントは多数開催。6月のプラン立てには、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。

画像

相鉄10000系リバイバル車投稿写真募集中!

相鉄10000系のリバイバルラッピング車両。みなさまが撮影した写真を大募集!投稿はこちらから。