JR東日本、JR西日本、JR北海道は5日、Suicaなどの交通系ICカードを使用した新幹線のチケットレス乗車サービスを開始すると発表した。導入予定時期は、2019年度末。
新たに導入するチケットレスサービスは、インターネット予約サイト「えきねっと」や「e5489」での購入時に利用できる。新幹線指定席・自由席の予約時、交通系ICカードを登録。これにより、乗車時にICカードを自動改札機にタッチすることで、チケットレス乗車ができる。同一列車・同一行程に限り、6人までの複数人利用もできる。
サービス提供区間は、東北・北海道・上越・北陸・山形・秋田の各新幹線全区間の停車駅相互間。このうち、「e5489」では北陸新幹線全区間の停車駅相互間のみが対象となる。
新たなチケットレスサービスの導入予定次期は、2019年度末。JR東日本などは、サービス開始日や価格などについては、決まり次第告知するとしている。また、JR東日本の「モバイルSuica特急券」は、新サービスの開始にあわせて提供を終了する。
