鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

鉄道コらム

人気の寝台列車「サンライズエクスプレス」 鉄道ファンが選ぶ「好きな寝台」は?

2023年11月25日(土) 鉄道コムスタッフ

鉄道コムと鉄道旅行誌「旅と鉄道」は、共同企画として「私の好きな〇〇」の投票を実施しています。今回ご紹介するのは、9月22日から10月20日まで実施した「私の好きな(乗ってみたい)サンライズエクスプレスの寝台」です。

285系「サンライズエクスプレス」
285系「サンライズエクスプレス」

定期列車では国内最後の寝台列車となった「サンライズエクスプレス」。四国へ向かう「サンライズ瀬戸」、出雲大社などがある山陰方面へ向かう「サンライズ出雲」とも、鉄道ファン以外からの人気も高い列車です。今回は、このサンライズエクスプレスの数多くの寝台のうち、鉄道ファンから多くの評価を集めたものを、投票者のコメントとともにご紹介しましょう。なお、今回の投票では、「サンライズツイン」や「ノビノビ座席」といった座席区分だけではなく、海側(下り列車の進行方向左側)や山側(同右側)、禁煙や喫煙など、選択肢を細かく設定しています。

3位を獲得したのは「サンライズツイン」禁煙室。サンライズツインは2人用のB寝台個室で、4・11号車の1階に1編成あたり4室(うち禁煙室は2室)が設置されています。「妻と乗った際、楽しかったとの返事があり、また乗ってみたいと話しています」「数が少ないので予約が難しく、きっぷが取れた時の喜びが大きかった」といったコメントが寄せられました。

2位となったのは、「シングル」上段海側の禁煙室。シングルはサンライズエクスプレスで最も数が多いB寝台個室で、1編成あたり、1階と2階あわせて80室が設置されています。1階と2階、海側と山側で、室内空間も景色も異なるのですが、この選択肢を選んだユーザーからは、「上り乗車中、早朝の熱海~早川あたりの海の景色が大好き」などと、眺望に触れたコメントも寄せられていました。

サンライズエクスプレスのB寝台個室「シングル」(2階)
サンライズエクスプレスのB寝台個室「シングル」(2階)

1位を獲得したのは、サンライズエクスプレス中で最も上位の個室、「シングルデラックス」の禁煙室でした。4・11号車の2階に1編成あたり6室(うち禁煙室は3室)が設置されており、室内には洗面台やテーブルを配置。さすがにビジネスホテルほどの広さはありませんが、それでも観光列車的な性格を持つ列車を除けば、歴代有数の寝台個室です。ユーザーからのコメントでは、「まさしく走るホテルにふさわしい」「走行中の車窓景色が片側しか眺められないこと以外、すべて良し」などと、そのグレードを評価する声が多数寄せられました。

【11月29日追記:表記を一部訂正しました】

鉄道コムの最新情報を無料でお知らせしますプッシュ通知を受け取りますか?

鉄道コムおすすめ情報

画像

定期運用を持つ最後の国鉄特急

四国と九州で活躍するキハ185系。国鉄型特急車では定期運用を持つ最後の形式となりました。

画像

「ドクターイエロー」引退発表

東海道・山陽新幹線の「ドクターイエロー」、2027年以降の完全引退発表。代替車は?

画像

京阪2200系復刻塗装

デビュー60周年の記念企画。2200系7両編成1本の塗装や車外銘板などを、1988年当時の仕様に復刻。

画像

「モード」を使いこなそう

カメラの設定は意外と知らずに使っている人も? 上達に不可欠なモード設定について、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

ビューさざなみ・わかしお復活

定期運用を退いた255系による臨時特急。9月7日に東京~館山間、8日に東京~安房鴨川間で運転。

画像

6月の鉄道イベント一覧

梅雨のシーズンでもイベントは多数開催。6月のプラン立てには、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。

画像

381系ラストラン写真募集中!

いよいよ定期運用終了の381系。みなさまが撮影した写真を大募集!投稿はこちらから。