東急がJR東から電源車を搬入 北海道での観光列車運行に向け

2019年7月3日(水) 鉄道コムスタッフ

東京急行電鉄は3日、観光列車「THE ROYAL EXPRESS」の北海道運行に使用する電源車を、長津田検車区に搬入した。

東急では、2018年に発生した北海道胆振東部地震の被災地応援企画として、JR北海道やJR東日本、JR貨物と連携し、観光列車の走行プロジェクトを進めている。実際に運行する車両は、伊豆急行が所有する観光列車、THE ROYAL EXPRESSだが、同車を北海道で運行するにあたっては、非電化区間でも営業できるよう、サービス電源を供給する車両が必要となる。

そこで東急では、JR東日本が所有していたジョイフルトレイン「ゆう」用に改造された電源車のマヤ50-2186、通称「ゆうマニ」の譲渡を受け改造。北海道での運行に充当する。

東急はゆうマニを導入した理由について、「既に電源供給設備が整っているため、それほど手を加える必要が無い車両だったため」と説明した。また、現在詳細な内容を検討しているものの、今後は連結器や配管などの改造、外観の変更を実施するという。また、THE ROYAL EXPRESSについても、連結器などの改造を今後実施する。車両の改造は、2020年の実施を予定しているという。

東急などは今後、THE ROYAL EXPRESSの運行について、2019年夏に詳細な運転区間や運転時期を発表予定。2020年1月~2月頃に、旅行商品内容の発表と販売を開始するとしている。運行期間は5月~8月の間の約1か月で、札幌~道東エリアを走行する。

なお、北海道運行後のゆうマニの処遇については、東急は活用を検討したいとしているものの、現段階では未定だという。

長野から甲種輸送されてきた「ゆうマニ」が、長津田駅に到着
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