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2019年の鉄道を振り返る[路線・総合編]

おおさか東線、新大阪へ

3月16日、ダイヤ改正にあわせ、おおさか東線の延伸区間(新大阪~放出間、11.1キロ)が開業した。延伸区間中、新大阪寄りから順に「南吹田」、「JR淡路」、「城北公園通」、「JR野江」の4つの新駅が設けられ、同日営業を開始。あわせて、特定都区市内制度の大阪市内エリアの駅も追加され、これら4駅と、新加美~高井田中央間が加わった。

奈良駅から大和路線、おおさか東線、学研都市線、JR東西線を経由して尼崎駅まで運転していた直通快速は、おおさか東線全区間を走るルートに変わり、奈良~新大阪間での運行となった。1日上下各4本の運行で、所要時間は約60分。久宝寺~新大阪間は、普通列車で約35分となっている。

11月2日には、新大阪~奈良間を結ぶ臨時特急「まほろば」の運転も期間限定で始まった。

沖縄都市モノレール、那覇市外へ延伸

沖縄都市モノレール(ゆいレール)の延伸区間が、10月1日に開業した。延伸区間は、同線の東側の終点である首里駅から浦添市内に入る区間約4.1キロ。那覇市内にとどまっていた路線が市外に延び、首里駅から北に向け、「石嶺」、「経塚」、「浦添前田」、「てだこ浦西」の4つの新駅が設置された。このうち、経塚駅以北の3駅は、浦添市内の駅となっている。

日中時間帯は8分間隔での運行にするなどのダイヤ改正も同日実施。10月20日は「お客様感謝デー」企画として、全区間が終日無料となるサービスも実施された。

相鉄とJRの「相直元年」、相鉄・JR直通線が開業

11月30日、相模鉄道とJRとを結ぶ新路線「相鉄・JR直通線」が開業した。JR線との相互直通、都心への乗り入れは、相鉄の長年の悲願。関東大手私鉄の中で唯一、都内への運行列車を持たなかった同社の新たなスタートとなった。

相鉄・JR直通線の計画は、2000年に運輸政策審議会の答申で示された「神奈川東部方面線」(二俣川~都心方面)が端緒。当初は、2015年4月の開業予定だったが、2018年度、2019年度下期と二度にわたって延期となり、ようやく開業にこぎつけた。

同線は、相鉄本線の西谷駅から東に向けてトンネル工事を進め、JR貨物の横浜羽沢駅付近で東海道貨物線に接続する形で実現した。横浜羽沢駅に近接する新駅として、羽沢横浜国大駅が設けられ、西谷~羽沢横浜国大間は相鉄、羽沢横浜国大駅から都心方面はJR東日本が営業する形態となっている。

相鉄・JR直通線の列車は、相鉄本線の海老名駅とJRの新宿駅とを結ぶ運行が基本。東海道貨物線からは鶴見、新川崎の両駅付近を経由し横須賀線に入り、武蔵小杉~新宿間は湘南新宿ラインと同じルートで運行している。朝通勤時間帯の一部列車は、埼京線のルートに入り、大宮方面へ直通。運転本数は1日あたり46往復が設定され、全区間で各駅に停車する列車と、相鉄線内は特急として運転する列車の2通りの種別が走っている。所要時間は、二俣川~新宿間で最速44分、海老名~武蔵小杉間は同36分など。11月30日には、相鉄線、埼京線などでダイヤ改正が行われ、相鉄では通勤特急、通勤急行の新設、特急の運行区間や停車駅の見直しなど、埼京線では日中・夕時間帯のパターンダイヤ導入、快速の停車駅変更、始発電車の繰り上げ、終電の繰り下げなどが行われた。

平成31年、令和元年の新駅、駅名変更

2019年は、おおさか東線の4駅、沖縄都市モノレールの4駅、相鉄・JR直通線の羽沢横浜国大駅が新たに開業したほか、3月16日に、嵯峨野線京都~丹波口間の「梅小路京都西」駅、筑肥線波多江~筑前前原間の「糸島高校前」駅、4月20日に、常磐線広野~木戸間の「Jヴィレッジ」駅がそれぞれ開業した。3月24日には、三陸鉄道がJR東日本から移管を受けた旧山田線区間中、磯鶏~津軽石間の「八木沢・宮古短大」駅、津軽石~豊間根間の「払川」駅が「リアス線」の新駅として営業を始めた。

改元後にできた最初の新駅は、平成筑豊鉄道田川線の行橋~美夜古泉間にできた「令和コスタ行橋」駅。8月24日に開業した。羽沢横浜国大駅は、大手私鉄、JRにおける令和最初の新駅となった。

駅名の変更も相次いだ。3月16日には、学研都市線東寝屋川駅が「寝屋川公園」駅に、ゆりかもめの船の科学館駅が「東京国際クルーズターミナル」駅、国際展示場正門駅が「東京ビッグサイト」駅にそれぞれ変更。4月1日には、広島電鉄が宮島線の3駅などで駅名を変えた。

10月1日には、阪急電鉄と阪神電気鉄道の梅田駅が「大阪梅田」駅にそろって変更となったほか、阪急の河原町駅が「京都河原町」駅に、石橋駅が「石橋阪大前」駅に、阪神の鳴尾駅が「鳴尾・武庫川女子大前」駅に変わった。京阪電気鉄道でも同日、八幡市駅を「石清水八幡宮」駅、深草駅を「龍谷大前深草」駅に変えたほか、鋼索線でも駅名などを変更した。東急田園都市線南町田駅も「南町田グランベリーパーク」駅になった。10月1日の駅名変更はこのほかに、ひたちなか海浜鉄道、大阪高速鉄道、熊本電気鉄道でも各1駅を対象に実施。島原鉄道は、9駅で駅名を変更するなどした。

ありがとう夕張支線

石勝線の新夕張~夕張間(夕張支線)16.1キロが3月31日をもって営業を終え、4月1日に廃止された。

同区間の廃止は、JR北海道が2016年7月に発表した「『持続可能な交通体系のあり方』について」の中で、赤字路線や路線網の見直しで示されたことが端緒。同8月には、沿線自治体の夕張市から廃止に向けた提案があったことなどもあり、同月内に鉄道事業の廃止が決まった。夕張市との間で廃止日の最終合意に至ったのは、2018年3月。廃止日決定後は、記念列車の運転、記念カードの配布などが行われ、2019年3月16日以降は、臨時増発列車も運行された。

JR北海道管内での線区廃止は、2016年12月の留萌本線留萌~増毛間、2019年の夕張支線と続き、2020年5月には札沼線北海道医療大学~新十津川間の廃止が予定されている。

駅の廃止は、石勝線夕張支線の沼ノ沢~夕張間の5駅のほか、根室本線の直別駅、尺別駅、初田牛駅が3月15日をもって営業を終了。大糸線の臨時駅、ヤナバスキー場前駅も3月16日で廃止となった。

2019年は、貨物専用線でも路線廃止があり、4月1日付けで北陸本線の敦賀港線(敦賀~敦賀港間)が、6月30日には釧路にあった太平洋石炭販売輸送臨港線(春採~知人間)がそれぞれ廃止された。

消えゆく車内販売

新幹線や特急列車での車内販売の終了が相次いだ。

3月15日をもって終了となったのは、新幹線では、「はやぶさ」と「はやて」の新青森~新函館北斗間、「やまびこ」の全区間、「こまち」の盛岡~秋田間と、九州新幹線全列車。在来線特急では、「踊り子」、「日光」、「きぬがわ」、「スペーシアきぬがわ」、「草津」、「いなほ」の酒田~秋田間、JR四国の各特急列車が終了対象となった。

4月30日には、北陸新幹線の臨時列車での車内販売も終了となり、6月30日には、JR東日本、JR西日本の車内販売営業の全列車を対象に、ホットコーヒーの販売が最終日を迎えた。北陸新幹線「かがやき」と「はくたか」での弁当類、デザート類、土産品などの販売も同日で終了となった。

JR東日本では、車内販売サービスの終了、見直しの理由として、飲食物を乗車前に購入する利用者が増え、車内販売の需要が減少したことを挙げている。

交通系ICカードの拡大、進化

2019年も、交通系ICカードのエリア拡大などが行われた。

3月2日、東海道本線の柏原~醒ヶ井間、御殿場線の下曽我~足柄間、関西本線の南四日市~亀山間の各駅(計18駅)でTOICAのサービスが開始。同日、愛知環状鉄道も全23駅でTOICAを導入した。3月16日には、宇野線の彦崎、備前片岡、迫川、常山、八浜、備前田井、宇野の各駅でICOCAが導入され、導入済みの駅とあわせ、宇野線全線で交通系ICカードが利用できるようになった。境線(米子~境港間)では、「車載型IC改札機」が同日導入。境線の車両にIC改札機が搭載され、博労町~境港間15駅でICOCAのサービスが始まったほか、終点の境港駅には、IC専用型改札機が新たに設けられた。

ICOCAでは、3月1日に阪急電鉄、阪神電気鉄道、能勢電鉄、北大阪急行電鉄がICOCAとICOCA定期券の発売を開始。阪神では、「タイガースICOCA」を発売し話題を集めた。

Suicaでは企画乗車券のICカードへの搭載が始まり、9月1日に「のんびりホリデーSuicaパス」、「都区内パス」、「ヨコハマ・みなとみらいパス」、「鎌倉・江ノ島パス」のIC企画乗車券が発売。同日、訪日外国人旅行者向けに、デポジットを省略したタイプのSuica、PASMOの発売も始まった。名称は、JR東日本が「Welcome Suica」、PASMO協議会の加盟事業者が「PASMO PASSPORT」。両カードとも、有効期間を28日間としている。

東京メトロ、2つの終端駅の変化

東京メトロでは、千代田線、丸ノ内線の終端駅に変化があった。

千代田線の北綾瀬駅では、3月16日にホームの延伸部分の供用が始まり、10両編成の営業列車が発着するようになった。これまでは綾瀬~北綾瀬間を3両編成の列車が往復していたが、同日より3両編成のほかに10両編成の列車の乗り入れが開始。ダイヤ改正も行われ、北綾瀬~代々木上原間の直通列車が設定されたほか、北綾瀬駅を発着する10両編成の列車の一部は小田急線にも乗り入れるようになっている。

丸ノ内線では、方南町駅の工事が完成し、7月5日に6両編成の列車の乗り入れが開始。同駅はこれまで3両編成に対応するホーム長だったため、6両編成は入線できなかった。6両編成の乗り入れに伴い、ダイヤ改正も実施。池袋~方南町間での直通運転が行われるようになった。方南町駅発の列車では、日中時間帯に1時間あたり9本の列車のうち、3本が6両編成に。中野坂上~方南町間の支線区間を中心に、丸ノ内線の利便性が高まった。

ありがとう平成、ようこそ令和

平成から令和への改元に伴い、鉄道各社でもさまざまな動きがあった。

4月30日の平成最終日に向けては、JR東日本が「『ありがとう平成』記念入場券」、JR四国が「『さようなら平成』記念入場券セット」をそれぞれ発売。名古屋鉄道は、平成最後の記念乗車券として「平成の軌跡」を発売した。JR九州では、「31.4.30」と「1.5.1」を印字したJR九州全駅の入場券セットを11万円で発売し、話題になった。そのほかにも「ありがとう平成」などを冠した記念きっぷ、記念グッズが多く発売され、ヘッドマーク掲出列車の運転も各地で行われた。平成から令和に変わる瞬間を列車で過ごす企画も、東武鉄道、京成電鉄、京王電鉄、近畿日本鉄道、平成筑豊鉄道などで実施された。万葉線では、ラッピング車両「万葉『令和』号」が1日0時発で運転された。

5月1日の令和初日は、改元や天皇陛下の即位を記念した乗車券、入場券などが各社局で発売。記念ヘッドマークの掲出、記念列車の運行も各線で行われた。SL「やまぐち」号をはじめ、真岡鐵道や秩父鉄道などで、日章旗を掲げたSL列車の運転もあった。

令和元年11月の1日、11日には、和暦表記で1が連続することから、「1並び」を記念する入場券や乗車券などが登場。JR四国、近鉄のほか、地方私鉄9社などで発売された。

運賃の一斉改定

2019年は、消費税率の改定もあった。鉄道各社も同改定にあわせ、10月1日に運賃や料金の見直しや変更を一斉に実施。値上げとなる会社が大勢を占める中、据え置きとする会社も一部であった。同日以降に発売される企画乗車券は、多くが値上げに。青春18きっぷの発売額は、1万1850円から1万2050円に改定された。9月には、改定前の駆け込み需要で、回数券や定期券を買い求める利用者が増えた。

改定にあわせ、「加算運賃」の引き下げを行い、一部区間で運賃を下げた会社もあった。京浜急行電鉄では、空港線の加算運賃を170円から50円に。京王電鉄では、相模原線の加算運賃を60円から20円に下げたほか、加算運賃そのものを廃止した区間もあり、税率改定の増分を上回る値下げが行われた。JR北海道では、千歳線(南千歳~新千歳空港間)で適用する加算運賃が140円から20円に。札幌~新千歳空港間の運賃は、同引き下げを反映し、1070円から1150円となった。

東急電鉄スタート

東急グループで事業の再編が行われ、同グループの鉄道事業が分離、「東急電鉄」に移管された。

鉄道事業の分社化は、2018年9月に発表。グループ経営を担う事業持株会社を「東急」としたうえで、2019年4月25日に鉄道事業を担う会社「東急電鉄分割準備株式会社」を設立した。その後、東京急行電鉄創立記念日の9月2日に、同社商号を「東急電鉄株式会社」に変更。10月1日に、東急電鉄に鉄軌道事業を移管した。東京急行電鉄の社名は、同日をもって消えることとなった。大手私鉄の社名変更は、1998年の京王電鉄(京王帝都電鉄から変更)以来。

東急電鉄は、営業開始を記念した1日乗車券セットを同2日に発売。2020年のカレンダーも、社名が変わったことを受けての販売開始とした。

京急、開業100周年

京浜急行電鉄が、同社の発祥となった大師電気鉄道の六郷橋~大師間開業から120周年を迎えた。記念日に当たる1月21日は、京急川崎駅で記念式典を開催。記念モニュメントとなる0キロポストも同駅に設置された。

大師電気鉄道を継承した京急大師線では、連続立体交差事業の一環で、3月3日に東門前~小島新田間の地下線への切り替えが行われた。同区間にある産業道路駅は地下駅となり、産業道路~小島新田間は複線化された。産業道路駅付近の東京大師横浜道路にかかる踏切など、計4か所の踏切も廃止された。

9月2日には、京急グループ本社が竣工。京急本線の起点である泉岳寺エリアに点在していた京浜急行電鉄、京浜急行バス、京急ストアなどの同グループ11社の本社を統合し、約1200人の社員を集約した。所在地は、横浜市西区のみなとみらい21地区。本社ビル屋外には、京急線の車両をイメージしたモニュメントが設置され、一般開放されている。

9月5日、神奈川新町~仲木戸間の踏切で、下り快特電車とトラックとの衝突事故が発生。京急川崎~上大岡間が不通となった。列車は大破、脱線したが、早期に復旧処理がとられ、6日始発から横浜~上大岡間が再開。7日午後には全線で運転が再開された。

三陸鉄道、久慈~盛間が一本に

2011年3月に発生した東日本大震災により、主に津波の影響で不通となっていた山田線釜石~宮古間の復旧工事が終了し、3月23日に同区間での運転が再開された。

運行は、JR東日本から同区間の移管を受けた三陸鉄道が担うことになり、三陸鉄道の路線は、久慈~釜石~宮古~盛間が一本に。従来の北リアス線(久慈~釜石間)、南リアス線(宮古~盛間)の区別がなくなり、全区間の路線名として「リアス線」が用いられるようになった。全線を直通する列車の運転も始まった。

釜石~宮古間の駅のうち、磯鶏駅、津軽石駅は、駅舎の修繕などがなされたうえで営業を再開。織笠駅、浪板海岸駅、鵜住居駅はJR東日本が、陸中山田駅、大槌駅は地元自治体がそれぞれ駅舎を新設する形で、開業日を迎えた。3月24日には、リアス線としてのダイヤ改正を実施。磯鶏~津軽石間の「八木沢・宮古短大」駅、津軽石~豊間根間の「払川」駅の2つの新駅も同日開業した。

新たなスタートを切った三陸鉄道だったが、10月12日に台風19号の影響で全線で運休に。その後、路盤や橋脚などの被害が明らかになり、長期にわたる不通区間が生じた。2019年末時点で、久慈~田野畑間、津軽石~釜石間の不通が続いている。

台風、大雨による鉄道被害と長期不通

7月の豪雨では、九州エリアを中心に多くの路線が運休となり、9月の台風15号では、千葉県内の各線を中心に被害が多く出た。10月12日以降は、台風19号に伴う大雨などにより、鉄道路線も広範囲で被災し、復旧までに長期間を要する区間も多く生じた。「鉄道の日」を記念したイベントも全国的に中止となった。北陸新幹線、中央本線の一部区間の不通では、う回ルートを走る臨時列車が設定。首都圏と長野、北陸方面との輸送を支えた。

台風被害による長期不通区間は東日本エリアが中心で、2019年末時点で吾妻線と水郡線の一部区間がなお不通。JR以外では、三陸鉄道のほか、阿武隈急行、箱根登山鉄道、上田電鉄でも不通区間が残っている。箱根登山鉄道は、箱根湯本~強羅間が開業100周年を迎えた年に、同区間が長期不通になる事態に。2020年秋ごろの復旧をめざし、工事が進められている。

台風19号では、千曲川の氾濫により、長野新幹線車両センターが浸水。同所に留置されていたE7系とW7系の10編成(120両)も座席にかかる高さまで水が入るなど被害を受け、全車両の廃車が決まった。

自然災害による鉄道被害が相次ぐ中、長期不通からの復旧を果たした線区もあった。

10月23日、2018年7月の豪雨の影響で不通となった路線、区間のうち、最後まで不通区間として残っていた芸備線の狩留家~中三田間が再開。再開を記念して、「○○のはなし」による団体臨時列車が同日運行され、26日からの土曜・休日には、快速「庄原ライナー」が12月8日まで運転された。

鉄道長期不通路線マップ

上野動物園モノレールが休止

恩賜上野動物園の園内を走る東京都交通局のモノレール(上野懸垂線)が、10月31日をもって休止となり、40形車両が運転を終えた。

上野動物園のモノレールは、1957年に開業。懸垂式のモノレール車両が、園内の東園と西園を往復していた。40形は4代目となる車両で、約18年運行。経年劣化が進み、車両の置き換えが必要になったが、同線特有の構造上の制約があり、路線そのものを休止する決定に至った。モノレール車両の新造に年数を要すること、設備面の大規模な更新を要することがその主な理由。

モノレールの休止に伴い、11月1日以降は東園と西園を往復する車両(電気自動車など)が無料で運行されている。

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