JR西日本は26日、「パンダくろしお」の運転を今後も継続すると発表しました。

「パンダくろしお」は、和歌山県のアドベンチャーワールドで飼育されているパンダにちなんだラッピング車両です。車内外がパンダのデザインとなっており、現在は「Smileアドベンチャートレイン」「サステナブルSmileトレイン」の2種類3編成が存在。新大阪~白浜・新宮間などを走る特急「くろしお」で運転されています。

アドベンチャーワールドでは、これまで4頭のパンダが飼育されてきましたが、これらは28日に中国へ帰国することとなっています。JR西日本では、「パンダくろしお」が好評であり、運行継続を希望するメッセージも多く寄せられたことから、「長年パンダが届けてくれた楽しい思い出に感謝の気持ちを表し、運行を継続」することを決めたとしています。なお、利用者に「アドベンチャーワールドにパンダがいる」と誤認されないよう、同社は適切な対応を順次講じていくとしています。