伊豆急行は19日、2100系「リゾート21」のデビュー40周年記念企画を開催すると発表しました。

2100系は、「21世紀へ進む鉄道車両へのひとつの提案」をコンセプトに、1985年にデビューした車両。特別料金不要の普通列車で使われる車両ながら、大きな前面の窓や、階段状の展望席、窓を向いた座席といった特徴的な設備を備えており、同社のフラッグシップとして活躍が続いてきました。2100系は、1993年までに5本が製造され、一般列車用としては、今も「キンメ電車」と「黒船電車」の2本が運用中です。



同社では、7月20日に、伊豆高原検車場にて記念撮影会を開催。全4回の開催で、参加費は2100円。当日9時より、伊豆高原駅でチケットを販売します。

また同日からは、記念乗車券や記念グッズの販売も実施します。記念乗車券は歴代リゾート21全5本をデザインしたもので、価格は1100円。記念グッズは、ヘッドマーク型のキーホルダー、ステッカーシールセットを販売。40周年メインビジュアルのデザインのほか、快速「リゾートライナー21」や、「田園都市線開通20周年記念号」などの懐かしのデザインがラインナップされています。
このほか、7月26日からは、デビュー40周年記念ヘッドマークを2100系に掲出。「キンメ電車」は8月12日まで、「黒船電車」は12月26日までの掲出を予定しています。