JR東海は18日、N700S新幹線車両およびHC85系在来線特急車両を追加投入すると発表しました。
N700Sは、2020年に営業運転を開始した、東海道新幹線の最新型車両。同社はこれまで、2026年度までに計63本、2027年度に7本、2028年度に6本を投入する計画を発表していました。同社は今回、この計画を2027年度には8本、2028年度には7本投入する内容に変更し、総数を当初計画の76本から78本とするとしています。

HC85系は、2022年7月に営業運転を開始した特急車両。現在は特急「ひだ」「南紀」で使われています。同社では、すでに導入している車両に加え、2027年度下期に、4両編成と2両編成あわせて6両を追加導入すると発表。現在の68両から74両へと増車します。

JR東海では、今回の車両追加投入により、利用ニーズにあわせた弾力的な増発のほか、N700Sでは自然災害などの輸送障害時におけるより機動的な列車充当、HC85系では弾力的な増結が可能になると説明しています。