名古屋鉄道は18日、瀬戸線 喜多山駅付近鉄道高架化事業の進捗にともない、7月26日に下り線の線路を高架線に切り替えると発表しました。

喜多山駅を挟む小幡~大森・金城学院前間約1.9キロの区間では、踏切を除却することを目的とした高架化事業が進められています。名鉄では、2022年3月に、同区間の上り線を高架線に切り替えていました。今回下り線も高架線となることで、同区間の踏切9か所(うち1か所はすでに除却済み)の廃止が完了するといいます。

線路の切換工事は、7月25日の終列車後から、26日の始発列車までの間に実施。26日始発列車より、高架線での運転を開始する予定です。なお、悪天候などで工事を延期する場合の予備日は、7月26日、8月1日が設定されています。
名古屋鉄道などは、今回の下り線の高架線移設後も、事業全体の完成を目指して工事を進める計画。今後は、地上仮線の撤去や下り線高架副本線の整備が予定されています。事業完了は、2026年度を予定しています。