小田急電鉄、三井住友カードなどは16日、小田急グループにおいて、クレジットカードなどのタッチ決済乗車サービスの対象路線を拡大すると発表しました。

同サービスは、対応するクレジットカードなどを専用のリーダーにかざすことで、列車に直接乗車できるもの。小田急グループではこれまで、小田急ハイウェイバスの一部路線、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、江ノ島電鉄で導入していましたが、小田急線や箱根登山電車などでは未導入でした。
小田急グループは今回、同サービスの利用対象を順次拡大。2025年秋ごろには、箱根登山バスの全路線(箱根湯本旅館送迎バスを除く)、東海バスの一部路線、大山ケーブルで利用可能となり、小田急ハイウェイバスも利用路線が拡大されます。さらに、2026年春ごろには、小田急線全線、箱根登山電車の小田原駅および箱根湯本~強羅間の各駅、箱根登山ケーブルカーの強羅駅、早雲山駅でも利用可能となります。

タッチ決済乗車サービスの対象ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。クレジットカードのほか、デビットカード、プリペイドカードや、カードを設定済みのスマートフォンで利用可能です。