JR東日本水戸支社などは13日、2025年度版の「ときわ路パス」を発売すると発表しました。

「ときわ路パス」は、茨城県内のJR線全線(古河駅を除く)と、鹿島臨海鉄道、関東鉄道、ひたちなか海浜鉄道、真岡鐵道の全線が1日乗り放題となるフリーきっぷ。普通・快速列車の普通車自由席が利用できるほか、SL整理券を別途購入すれば、真岡鐵道の「SLもおか」にも乗車可能です。

利用期間は、夏季用が2025年7月19日から8月31日までの土休日、秋季用が10月4日から12月21日までの土休日および「茨城県民の日」の11月13日、冬季用が2026年1月24日から3月8日まで。いずれも、利用日の1か月前から利用当日まで、フリーエリア内のJRの主な駅の指定席券売機とみどりの窓口で購入可能です。
発売額は、大人用が2330円、子ども用が630円。なお、2024年度までは大人2180円、子ども550円でしたが、今年度分からは価格が改定されています。
このほか、「ひたちのくに紀行」ウェブサイトでは、大人用のデジタル版も発売。価格は磁気券版と同額ですが、自動改札機設置駅では、モバイルSuicaでタッチ通過が可能です。なお、デジタル版の利用時は、乗車ごとにチャージ残高から運賃を一度引き去り、フリーエリア内相当分の運賃は、利用日の翌月末にチャージでキャッシュバックする形となります。