JR東日本千葉支社は9日、成田線下総松崎(しもうさまんざき)駅の新駅舎供用開始日時を発表しました。

新駅舎は、鉄骨造(一部木造)の地上1階建て。大きな屋根の下に小屋を2棟わけて設けることで、将来的に駅の改良や利活用を行いやすくしたといいます。また、旧駅舎に使われていた木材や瓦を新駅舎のベンチや外構などに再利用することで、旧駅舎の面影を残しつつ、環境にも配慮した設計としました。待合スペースは、開放的でひとが集いやすい空間とし、土系の舗装材を用いることで、コンセプトの「地域に根差す駅」を体現する、利用者に愛されぬくもりのあるデザインとしています。

下総松崎駅の新駅舎は、5月24日の始発列車より供用する予定。新駅舎供用開始後も、7月ごろまでは、仮設駅舎の撤去工事などが続くといいます。