JR東海は25日、飯田線本長篠駅で豪雨災害対策工事を進めると発表した。

本長篠駅は、宇連川(うれがわ)と隣接する地にあり、過去より降雨などに起因する線路設備などの変形といった被害を受けてきたという。同社は、近年の異常気象による被災増加傾向もふまえ、より高いレベルで安全性を確保し、将来にわたり安全に駅を利用できるようにするため、抜本的な対策として、駅構内の設備変更を決めた。
本対策工事では、過去の大雨で設備に被害が生じた既設ホームと上り本線を撤去。新たに駅舎側にホームを新設し、1面1線構造に変更する。これにともない、駅舎も改築する。

工事期間は、2025年4月から2028年3月ごろまでを予定。JR東海では、本工事により、一部の列車時刻を変更するとしている。