西武鉄道は、3月14に発表した鉄道旅客運賃改定申請のプレスリリースにおいて、西武新宿線の特急車両を「ライナー型車両」で置き換えることを公表した。

同社は現在、10000系「ニューレッドアロー」を使用し、新宿線の特急「小江戸」を運転している。同社は、10000系を置き換えるライナー型車両を、2026年度中に導入すると説明。停車駅などの運行形態も変更し、サービスを刷新するとしている。
10000系は、1993年にデビューした特急型車両。かつては池袋線の「ちちぶ」「むさし」でも使用されていたが、2019年にデビューした001系「Laview」によって置き換えられている。同社では、2024年度の設備投資計画において、新宿線に残る10000系を「新たな車両へ置き換える」と発表していた。
同社は他にも、「次世代の新宿線」に向けた沿線価値向上策として、西武新宿駅付近の「新宿サブナード」と「メトロプロムナード」を結ぶ新しい地下通路の早期実現や、小川駅の建て替え・自由通路整備を推進すると説明している。

【18時39分追記:記事内の駅名表記を訂正しました】