小田急箱根は17日、箱根ロープウェイで、オープンエアー型ゴンドラ「ROPESTER」(ロープスター)を導入すると発表した。

ROPESTERは、窓ガラスを取り外し、風や匂い、音などの臨場感あふれる体験が可能なゴンドラ。普通索道(ロープウェイ)における窓がないゴンドラの導入は、日本初だという。
ROPESTERは、3月10日に営業を開始。運行区間は、桃源台駅から大涌谷駅までの片道限定で、1日4回運行する。逆方向での利用や、姥子駅での乗降はできない。また、12歳以上のみが利用でき、1回につき最大8人の事前予約制として運行する。料金は5000円だが、「箱根フリーパス」などの企画券の利用者は2500円で乗車できる。2025年は、4月から9月までの運行を予定。3月は10日から14日までの5日間の運行で、4月以降の予定は「箱根ナビ」ウェブサイトで順次発表する。
箱根ロープウェイは、2025年9月に全線開通65周年を迎える。同社では、この節目を記念して、ROPESTERを導入。今までにない箱根の迫力ある大自然を体感できるシーンを提供し、ロープウェイの魅力をさらに高めていくとしている。
【18時38分追記:ROPESTERの名称を修正しました】