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相鉄、新型車両「13000系」を2025年度に導入 「デザインブランドアッププロジェクト」は第2フェーズに

2025年2月7日(金)15時52分

相模鉄道は7日、新型車両「13000系」を導入すると発表した。

13000系の前照灯のイメージ(画像提供:相模鉄道)
13000系の前照灯のイメージ(画像提供:相模鉄道)

相鉄グループでは、2014年から駅舎や車両、制服などを統一したコンセプトでデザインする、デザインブランドアッププロジェクトを進めてきた。同社は今回、デザインブランドアッププロジェクトの第2フェーズとして、これまでのデザインコンセプト「安全×安心×エレガント」に「未来」というキーワードを加え、13000系をデザインしたという。

車両の前面は、水を切り拓いて進む、海の生き物の流麗な造形を参考にデザイン。また、前照灯(ヘッドライト)は「未来を見つめる切れ長の目」とし、入線時にホームから車両の横顔が美しく見える新設計を導入する。前照灯両端部には、エッジの際立った部品「Concept Emblem」を新設。同内部は、線路の色であるさび色をイメージした配色を施す。車体は、「デザインブランドアッププロジェクト」に基づく、横浜をイメージした濃紺色「YOKOHAMA NAVYBLUE」で塗装する。

前照灯両端部に新設する「Concept Emblem」(画像提供:相模鉄道)
前照灯両端部に新設する「Concept Emblem」(画像提供:相模鉄道)

相模鉄道は、13000系を2025年度から相鉄線に順次導入する。同社は、13000系の全体パースや運行開始時期、運行区間などについては、詳細が決まり次第発表するとしている。

2025年2月7日(金)15時52分更新

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