大阪メトロ、阪急電鉄、阪神電気鉄道、近畿日本鉄道は9日、クレジットカードなどによるタッチ決済乗車サービスを提供すると発表した。
タッチ決済による乗⾞サービスは、これに対応したクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードや、同カードが設定されたスマートフォンなどを活用することで、乗車券やICカードを購入せずに改札を通過できるもの。対象のブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。Mastercardについても、順次対応する予定だ。
サービスの提供対象は、大阪メトロ、阪急、阪神（西代駅を除く）、近鉄（柏原駅および生駒鋼索線の各駅を除く）の全駅。同タッチ決済乗車サービスの提供事業者間での乗車であれば、他社線との直通利用にも対応する。各社では、2024年10月29日に、同サービスの提供を開始する。なお、西代駅は山陽電気鉄道の管轄だが、同社では2025年3月にタッチ決済乗車サービスの提供を開始する予定としている。
また、大阪メトロ御堂筋線と直通運転を実施している北大阪急行電鉄でも、同サービスを導入することを9日に発表した。北大阪急行線でのサービス提供開始は、2025年3月を予定する。
