鉄道コム

東武、浅草駅と東武日光駅をリニューアル

2023年6月7日(水)11時36分

東武鉄道は7日、浅草駅と東武日光駅のリニューアル工事について発表した。

浅草駅5番ホーム(イメージ)
浅草駅5番ホーム(イメージ)

両駅のリニューアルは、新型特急「スペーシア X」のデビューに向けて、2023年3月に着工していた。リニューアルのコンセプトは「つなぐ」。「スペーシア X」に乗る前から降りた後までの空間につながりを持たせ、同列車での旅行の期待感や日光体験の余韻を感じさせる空間を作り上げる。

浅草駅では、「スペーシア X」の発着番線となる5番線を中心にリニューアルする。デザインは、日光の自然や荘厳さを感じさせるもの。木目調の装飾や光の演出を多用する。

浅草駅3・4番ホームから見た5番ホーム外観(イメージ)
浅草駅3・4番ホームから見た5番ホーム外観(イメージ)

東武日光駅では、改札外コンコースや待合室などが対象。コンコースの吹き抜け部分では、日光東照宮の意匠をイメージした真ちゅう風や木目風の装飾を施す。

東武日光駅待合室(イメージ)
東武日光駅待合室(イメージ)

このほか、社有山林の間伐材や、栃木県産の大谷石、芦野石を、両駅構内の内装、ベンチに使用する。東武では、今後も駅舎リニューアルの際に、間伐材や地域産材を使用することで、環境保全や沿線地域の文化発信を目指すとしている。

リニューアル工事の竣工は、浅草駅が7月上旬、東武日光駅が6月下旬を予定する。

2023年6月7日(水)12時1分更新

鉄道コムお知らせ

画像

好きな寝台に一票を

サンライズエクスプレスの寝台のなかから、好きな種類・位置に投票してください。「旅と鉄道」共同企画

鉄道未来インデックス

  • 東急初代5000系復原保存[2022年以降]
  • 「フルーティアふくしま」運転終了[2023年12月]

鉄道コムおすすめ情報

画像

西武6000系が黄色に

西武有楽町線開業40周年記念企画。西武6000系が営団7000系をモチーフとしたデザインに。

画像

323系万博ラッピング車両

「大阪・関西万博」のラッピング車両。11月末から大阪環状線、JRゆめ咲線で運転。

画像

東急・小田急の車両が西武へ

西武鉄道が導入する「サステナ」車両。東急9000系と小田急8000形の譲受が発表されました。

画像

目蒲線開通100周年記念臨

東急目蒲線(現:目黒線・東急多摩川線)の開通100周年を記念。事前申込制で乗車可。

画像

秋の風景は「逆光がベスト」!?

テクニックで化ける秋の風景写真。プロが解説する、紅葉や月とあわせた鉄道写真の撮り方は?

画像

10月の鉄道イベント一覧

芸術、食欲、そして鉄道の秋。鉄道の日イベントの情報は、イベントページのカレンダーから。